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なぜ同じ断熱等級でも価格差があるのか?

なぜ同じ断熱等級でも価格差があるのか?

Q

住宅会社を比較していると、

どちらも

「断熱等級6」

なのに、

A社は2,500万円、

B社は3,000万円。

こんなことがあります。

同じ断熱等級なのに、なぜ価格差が生まれるのでしょうか?

A

結論から言うと、

断熱等級は結果であって、そこへ到達する方法が違うからです。

これは住宅業界で意外と説明されないことです。

例えば、

マラソンで42.195kmを完走した人が二人いたとします。

結果は同じです。

しかし、

一人は楽に完走し、

もう一人は必死に完走したかもしれません。

住宅も同じです。

断熱等級6というのは結果です。

その結果にどうやって到達したかによって、

価格が変わるのです。

例えば、

在来工法の場合、

一般的な柱の厚みは105mmです。

そのため、

断熱等級6を目指すと、

  • 付加断熱
  • 外張り断熱
  • 高性能断熱材
  • 高額なサッシ

などを追加するケースがあります。

当然、

コストも上がります。

一方、

2×6工法は壁厚が約140mmあります。

最初から断熱材を多く入れられるため、

比較的シンプルに断熱等級6を目指しやすくなります。

つまり、

同じ等級6でも、

必要な工事や材料が違うのです。

さらに、

断熱等級以外の部分も価格へ影響します。

例えば、

  • C値(気密性能)
  • 換気システム
  • 耐震性能
  • 構造計算
  • サッシの種類
  • 保証内容

などです。

例えば、

どちらも断熱等級6でも、

片方は気密測定をしていない。

もう片方は全棟測定している。

これだけでもコストは違います。

また、

耐震等級3でも、

許容応力度計算をしているかどうかで価格は変わります。

つまり、

断熱等級だけを見ても、

家の中身までは分からないのです。

私はよく、

住宅をお弁当に例えます。

同じ1,000円のお弁当でも、

中身は全く違います。

住宅も同じです。

同じ断熱等級6でも、

中身を見なければ比較できません。

だから私は、

住宅会社を比較する時に、

「断熱等級6ですか?」

だけで終わらせないでほしいと思っています。

その先にある、

「なぜその性能を実現できるのですか?」

という質問が大切です。

価格差には必ず理由があります。

そして、

その理由を説明できる住宅会社こそ、

信頼できる住宅会社だと思っています。


深澤敏仁のひと言

「私は住宅性能を数字だけで比較することはおすすめしていません。

なぜなら、

数字の裏側にある仕組みの方が大切だからです。

同じ断熱等級6でも、

その住宅がどのように作られているのか。

そこを見ることで、

本当の価値が見えてくると思っています。

家づくりは結果だけではなく、

理由を知ることが大切です。」

 

デザインハウス甲府
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