構造用面材ノボパン

枠組み壁工法ではこの構造用面材を打ち付けることで
壁倍率を上げ、断熱材を施工しやすい状態を作っています。
この構造用面材は
「ノボパンSTPⅡ」を使用しています。
ノボパンはパーティクルボード業界で
20年連続業界シェアNo.1の商品です。

耐力面材にはOSB合板、構造用合板、パーティクルボードなどがあります。

耐力面材を使用し、耐力壁として構造上強い建物にします。この耐力壁には壁の強さを表す壁倍率という利率があり、「耐力壁の長さ×壁倍率」で建物の強さを求めることができます。壁倍率は0.1~5.0の間の数値で決められています。この 壁倍率は組合わせて足し合わせることができるのできます。2×6工法の場合、石膏ボード12.5mmの壁倍率は1.0倍です。結果壁の強さは構造用合板又はOSB合板+石膏ボード=3.0+1.0=4.0倍になります。これよりも高い壁倍率を実現できるのがパーティクルボードの「ノボパンSTPⅡ」です。

ノボパンはメーカー指定の釘間隔や釘種類によって壁倍率4.8倍という強度を得られています。ノボパンSTPⅡ+石膏ボード=4.8+1.0=5.8倍という高い倍率にすることが可能です。

高い壁倍率を打ち出せる理由だけではなく、耐力面材に要求される面内せん断性能について合板より高く、特にせん断剛性は合板の2倍以上もあります。

さらに日本で唯一さまざまな実証実験を行い、実物大での実験で技術を集積し安全性を見直し続けています。だからデザインハウスではパーティクルボード業界20年連続シェア№1のノボパンを全棟採用してます。

耐震性
パーティクルボードは構造用面材に求められるせん断剛性が、合板に比べ2倍以上。地震・台風に強い家を作ることができます。
耐水性
耐水性を大幅に向上させたため、降雨などによる水漏れを起こしても木口の膨張はほとんど起こりません。
選べる壁倍率
軸組工法 (大壁)では、くぎピッチの変更で3種類の壁倍率を、枠組壁工法では、2種類の壁倍 率を使い分けることができます。
効率アップ
軸組工法では、床勝ち仕様に対応。2階バルコニー等も床先行で施工することができるため、安全で効率的な作業が可能です。
安定性
日本産業企画 (JIS) に規定された工業製品であるため安定品質、安定価格でお届けすること ができます。
エコ商品
リサイクル木材を主原料とするエコ商品です。接着剤には非ホルムアルデヒドタイプのものを使用しております。

軸組み工法(在来工法)

枠組み壁工法(ツーバイフォー工法)

筋交い耐力壁は、柱・梁との接合部に力が集中するため脆性的な破壊を起こす恐れがありますが、面材耐力壁は面全体に力を分散させることから地震や台風などの外力に対して粘り強く抵抗します。

novopanSTPⅡは、耐力面材に要求される面内せん断性能については合板により高く、特にせん断剛性は合板の2倍以上あります。

novopanSTPⅡは、耐水性の高い接着剤を使用しており、水に強い構造です。
水の侵入を抑制することで吸水による厚さ膨張をきわめて小さくしました。
novopanSTPⅡはほとんど膨張や変形をしていないのがわかります。

48時間水中浸漬後の給水率

48時間水につけた際の吸水率がわかるグラフです。通常のパーティクルボードよりnovopanSTPⅡは圧倒的に吸水している量が少ないのがわかります。

精度の高いnovopanSTPⅡの製造工程が強い壁ができる理由です。

壁倍率─枠組壁工法

種類 壁倍率
外@100, 中@200 外@50, 中@100 外@50, 中@200
大壁 3.0 国土交通省 告示第1541号 4.7 大臣認定
TBFC-0038-1
4.8 国土交通省
告示第1541号
3.0 大臣認定 TBFC-0037-1

青字は告示、赤字は大臣認定の倍率

novopanSTPⅡの壁倍率は通常の合板と比べて1.6倍の強度ですから地震にも強い家が実現します。

壁倍率─枠組壁工法

novopanSTPⅡは、狭小壁・小開口を有する壁・1.5P耐力壁、想定されるさまざまな耐力壁について安全確認のための試験を行っており、その豊富な技術データをご活用いただくことができます。

実験写真一例
おもな性能値
試験規格 性能項目 单位 性能値
JIS A 1324 透湿抵抗値 (カップ法) ㎡・s・Pa/ng 3.56×10-3
㎡.hmmHg/g 7.4
透湿比抵抗 m・s・Pa/ng 0.396
m・hmmHg/g 823
JIS A 1420 熱伝導率 {w/(m・K)} 0.133
ASTM D 2719 せん断弾性係数 kN/㎟ 1.32
せん断強度 N/㎟ 8.18

※上記数値は実測データ

ノボパンでは様々な実証実験を行っています。このような試験で技術を集積し、安全性を見直し続けています。実物大での実験が安心につながっていきます。

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