なぜ地盤改良費は後から出るのか?
Q
住宅会社と契約した後に、
「地盤改良が必要です」
「追加で100万円かかります」
と言われることがあります。
なぜ地盤改良費は最初から分からないのでしょうか?
A
結論から言うと、
実際に地盤調査をしないと正確な地盤の強さが分からないからです。
家はどんなに立派な建物でも、
地盤が弱ければ安全とは言えません。
例えば、
- 昔田んぼだった土地
- 盛土された土地
- 川や水路の近く
- 新しく造成された土地
などは、
地盤改良が必要になる場合があります。
しかし、
土地を見ただけでは判断できません。
そのため住宅会社は、
建築予定地で地盤調査を行います。
そしてその結果、
地盤が弱いと判定された場合に、
地盤改良工事が必要になります。
ここまでは仕方のない部分です。
問題は、
最初から地盤改良の可能性を説明しないケースです。
例えば、
「建物価格2,000万円」
だけで話が進み、
契約後になって
「地盤改良で150万円必要です」
と言われると、
お客様は驚いてしまいます。
もちろん、
本当に調査するまで正確な金額は分かりません。
しかし、
周辺の地盤データや過去の施工実績から、
ある程度の予測はできます。
例えば、
その地域で地盤改良率が高いのであれば、
最初の段階で
「改良費が発生する可能性があります」
と説明するべきだと私は思います。
家づくりで後悔する方の多くは、
金額そのものより、
後から聞かされることに不安を感じています。
だから私は、
地盤改良費が確定していなくても、
可能性があるなら先にお伝えした方が親切だと思っています。
家づくりで大切なのは、
安く見せることではありません。
想定される費用を事前に共有することです。
地盤改良費は突然発生するものではありません。
突然知らされるから問題になるのです。
深澤敏仁のひと言
「私はお客様に、
『地盤改良が必要になる可能性があります』
という話を早い段階でお伝えするようにしています。
なぜなら、
後から追加費用が出ることより、
後から初めて聞くことの方が不安だからです。
家づくりは契約後のサプライズではなく、
事前の説明が大切だと思っています。」










