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Q&A 020 老後まで住宅ローンは危険?

住宅ローンの相談をしていると、

「定年後も住宅ローンが残るのは危険ですか?」

という質問をよくいただきます。

結論から言うと、

老後まで住宅ローンが残ること自体が危険なのではありません。

危険なのは、

老後の返済計画が無いことです。

例えば、

35歳で35年ローンを組めば、

完済は70歳です。

40歳で35年ローンなら、

完済は75歳になります。

今では珍しい話ではありません。

実際に多くの方が、

60代や70代まで住宅ローンを返済しています。

しかし、

ここで問題になるのが収入です。

現役時代は、

毎月40万円、50万円の収入があったとしても、

定年後は年金が主な収入になります。

一般的には、

収入は大きく減少します。

つまり、

現役時代には問題なかった返済額でも、

老後には重荷になる可能性があるのです。

老後破綻の本当の原因

私は住宅ローン相談で、

老後破綻する原因は

住宅ローンそのものではないと思っています。

本当の原因は、

老後資金を考えずに借りることです。

例えば、

退職金を住宅ローン返済に使う予定だった。

しかし、

  • 子どもの援助
  • 医療費
  • リフォーム費用

で退職金が減ってしまった。

こうしたケースは少なくありません。

また、

年金収入だけになった時、

住宅ローンに加えて

  • 固定資産税
  • 火災保険
  • 修繕費

も発生します。

住宅ローンだけ見ていると、

本当の老後資金は見えてきません。

実は完済より大切なこと

私は、

「60歳までに完済しなければ危険」

とは考えていません。

なぜなら、

住宅ローンが残っていても、

十分な貯蓄や資産があれば問題ないからです。

反対に、

住宅ローンが無くても、

貯金が無ければ不安な老後になります。

つまり、

重要なのは住宅ローン残高ではなく、

家計全体のバランスなのです。

老後に住宅ローンを残さない方法

例えば、

  • 借入額を抑える
  • 頭金を入れる
  • 繰上返済を活用する
  • 老後資金を積み立てる

などがあります。

しかし、

無理な繰上返済で貯金を減らしてしまうのも危険です。

大切なのは、

住宅ローン返済と資産形成を両立することです。

俺流ポイント

私はいつも、

住宅ローンを考える時、

「定年後の自分は返済できますか?」

という視点を持っていただきたいと思っています。

住宅ローンで後悔する人は、

今の収入だけで考えます。

後悔しない人は、

65歳、70歳の自分まで想像しています。

家づくりの目的は、

家を建てることではありません。

老後も安心して暮らせることです。

だから私は、

住宅ローンを組む時から、

教育費だけでなく、

老後資金まで含めて計画することをおすすめしています。

住宅ローンは、

借りる時がスタートです。

本当に大切なのは、

完済する日まで安心して暮らせることだと思います。

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