住宅ローンを検討していると、
銀行から「がん団信を付けますか?」
と聞かれることがあります。
結論から言うと、全員に必要とは言えません。
しかし、家族構成や考え方によっては、
非常に心強い保障になることもあります。
まず、がん団信とは、
住宅ローン契約者が所定のがんと診断された場合、
住宅ローン残高がゼロになったり、一部が保障されたりする制度です。
通常の団信は、死亡や高度障害が対象です。
しかし、がん団信は、
生存していても条件を満たせば住宅ローンが完済される可能性があります。
例えば、住宅ローン残高が3,000万円残っている時に、
がんと診断されたとします。
その場合、契約内容によっては、
残りの住宅ローンがゼロになります。
これは家計にとって非常に大きな安心材料です。
なぜ最近人気なのか?
現在、日本人の2人に1人が、
一生のうちにがんになると言われています。
また、医療の進歩によって、
がんは「治らない病気」ではなく、
「治療しながら付き合う病気」になりつつあります。
つまり、住宅ローンを返済している期間中に、
がんになる可能性も決して低くありません。
だからこそ、がん団信を選ぶ人が増えています。
デメリットは?
もちろんデメリットもあります。
多くの場合、住宅ローン金利が上乗せされます。
例えば、0.1%〜0.3%程度金利が高くなることがあります。
そのため、35年間の総支払額は増える可能性があります。
また、がんと診断されれば必ず保障されるわけではありません。
契約内容によって条件が異なりますので、
事前に確認することが重要です。
私ならどう考えるか
私は、特に次のような方には検討する価値があると思います。
- 小さなお子様がいる
- 共働きで住宅ローン額が大きい
- 貯蓄がまだ十分ではない
- 万が一の時に家族へ負担を残したくない
反対に、十分な金融資産があり、
住宅ローン残高をいつでも返済できる方であれば、
必ずしも必要とは限りません。
俺流ポイント
私は住宅ローンを考える時、
いつもこうお伝えしています。
住宅ローンは金利だけで選ばない。
多くの方は、0.1%安い銀行を探します。
しかし、本当に大切なのは、
万が一の時に家族を守れるかどうかです。
住宅ローンは35年続きます。
その間には、病気になることもあれば、
予想もしない出来事が起こることもあります。
だから私は、がん団信を
「保険料」ではなく、
家族への安心料
として考えるのも一つの選択だと思っています。
家づくりの目的は、
家を建てることではありません。
家族が安心して暮らし続けることです。
その視点で考えると、がん団信の価値が見えてくるかもしれません。










