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退職金を住宅ローン返済に使うべき?

住宅ローン相談をしていると、

時々こんな話を聞きます。

「退職金が出たら住宅ローンを一括返済する予定です。」

実はこれ、

昔からよくある住宅ローン計画です。

しかし結論から言うと、

私は退職金を住宅ローン返済の前提にすることには反対です。

なぜなら、

退職金は本来、

老後の生活を守るためのお金だからです。

なぜ危険なのか?

例えば、

65歳で退職。

退職金が2,000万円出たとします。

住宅ローン残高は1,500万円。

そのまま一括返済すると、

住宅ローンは消えます。

しかし、

手元に残るのは500万円です。

その500万円で、

20年、30年の老後を暮らせるでしょうか?

私は非常に不安だと思います。

退職後に増える支出

多くの方は、

退職するとお金を使わなくなると思っています。

しかし実際は違います。

例えば、

  • 医療費
  • 介護費
  • 車の買い替え
  • 自宅の修繕費
  • エアコン交換
  • 給湯器交換

築20年、30年の家は、

意外とお金がかかります。

つまり、

退職金は住宅ローンだけのためのお金ではないのです。

退職金は減るかもしれない

ここも重要です。

現在予定されている退職金が、

35年後も同じとは限りません。

会社の業績。

制度変更。

転職。

何が起きるか分かりません。

まだ受け取っていないお金を前提に、

住宅ローンを組むのは危険です。

私が考える安全な住宅ローン

私は住宅相談で、

こう考えます。

退職金がゼロでも返済できるか。

これを基準にします。

退職金は、

返済を楽にするためのオマケ。

そう考える方が安全です。

本当に賢い使い方

例えば、

退職金を受け取った時に、

住宅ローン金利

預貯金残高

老後資金

生活費

を見ながら判断する。

これが理想です。

必ずしも一括返済が正解ではありません。

一部返済する。

資産運用する。

現金で持っておく。

様々な選択肢があります。

デザインハウス甲府の考え方

私は住宅会社の経営者ですが、

家を建てるために老後を犠牲にしてほしくありません。

家は人生の一部です。

しかし、

老後は人生そのものです。

退職後にお金の不安を抱える生活より、

少し住宅ローンが残っていても、

十分な預金がある生活の方が安心だと思っています。

俺流ポイント

私はお客様に、

こうお話しています。

退職金は住宅ローン返済資金ではありません。

老後を安心して暮らすための資金です。

住宅ローンで後悔する人は、

退職金をあてにします。

後悔しない人は、

退職金が無くても返済できる計画を立てます。

私は、

住宅ローン完済よりも、

70歳、80歳になった時の安心の方が大切だと思っています。

家づくりの目的は、

住宅ローンをゼロにすることではありません。

一生お金に困らず暮らすことです。

だから私は、

退職金を住宅ローン返済の前提にしない家づくりをおすすめしています。

 

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

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