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Q&A 010 共働きローンは安全?

近年の住宅価格上昇により、

共働き世帯の収入を前提に住宅ローンを組む家庭が増えています。

実際、住宅展示場や住宅会社でも、

「ご夫婦の収入を合算すればもっと良い家が建てられますよ」

という提案を受けることがあります。

結論から言うと、

共働きローン自体が危険なのではありません。

しかし、

共働きが35年間続くことを前提にした住宅ローンは危険です。

家を建てる時は、多くの家庭で夫婦とも働いています。

しかし人生は住宅ローン契約時のまま続くわけではありません。

例えば、

  • 出産
  • 育児
  • 子どもの病気
  • 親の介護
  • 転職
  • 独立
  • 病気やケガ

など、さまざまな出来事が起こります。

現在は世帯年収800万円でも、

10年後も同じとは限りません。

むしろ、働き方が変わる可能性の方が高いかもしれません。

住宅ローンで苦しくなる家庭の多くは、

「今の世帯収入なら大丈夫」で判断しています。

しかし、本当に考えるべきなのは、

「どちらか一人の収入が減っても返済できるか」です。

例えば、

夫婦で年収800万円。

住宅ローンは4,500万円。

今なら問題なく返済できるかもしれません。

しかし、奥様が育児のために時短勤務になった。

または退職した。

その瞬間、住宅ローンの負担率は大きく上昇します。

家計に余裕が無くなると、まず削られるのは生活の楽しみです。

  • 旅行
  • 外食
  • 趣味
  • 貯蓄

そして最終的には、

住宅ローンそのものが重荷になってしまいます。

共働きローンが向いている人

もちろん、共働きローンが悪いわけではありません。

例えば、

  • 十分な貯蓄がある
  • 借入額に余裕がある
  • 奥様の職業が安定している
  • 万が一の時の備えがある

こうした家庭であれば問題ないケースもあります。

重要なのは、共働き収入を使って借りることではなく、

共働き収入が無くなった時を想定しているかどうかです。

俺流ポイント

私は住宅ローン相談の時、必ずこう考えます。

「ご主人一人の収入になったらどうなりますか?」

もちろん、現実的には共働きが続く可能性も高いでしょう。

しかし、住宅ローンは35年です。

35年間何も起きない人生はありません。

だから私は、共働き収入は

借入額を増やすためではなく、家計を楽にするために使うべき

だと思っています。

住宅ローンで後悔する人は、

今の収入で考えます。

後悔しない人は、

将来のリスクで考えます。

家づくりの目的は、

大きな家を建てることではありません。

家を建てた後も家族が笑顔で暮らし続けることです。

その視点で考えると、

共働きローンの本当の安全性が見えてくると思います。

デザインハウス甲府
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