住宅ローン破綻というと、
「収入が低い人がなるもの」
と思われがちです。
しかし実際は違います。
住宅ローン破綻する人の多くは、
借りられなかった人ではなく、借りられた人です。
銀行は、
現在の年収や勤務先、勤続年数などをもとに、
「貸せるかどうか」を判断します。
しかし、
銀行は将来の人生までは保証してくれません。
住宅ローン破綻の原因で最も多いのは、
借り過ぎです。
例えば、
年収700万円の家庭が、
5,000万円の住宅ローンを組んだとします。
契約した時は、
- 共働き
- 子どもが小さい
- 車のローンがない
という状況だったかもしれません。
しかし、
数年後には状況が変わります。
- 子どもの教育費
- 車の買い替え
- 習い事
- 大学進学
- 親の介護
など、
想像以上にお金がかかるようになります。
さらに、
- 転職
- 病気
- 出産
- 育児
などで収入が減ることもあります。
住宅ローン破綻は、
家を買った翌年ではなく、
5年後、10年後に起きることが多いのです。
また、
共働きを前提にした住宅ローンも注意が必要です。
現在の世帯収入で計算していても、
将来ずっと同じ働き方ができるとは限りません。
住宅ローンが苦しくなると、
まず削られるのは生活の楽しみです。
- 旅行に行けない
- 外食が減る
- 趣味を我慢する
- 貯金ができない
そして最終的には、
住宅ローンの返済自体が苦しくなってしまいます。
意外と多い破綻パターン
実は、
金利上昇だけで破綻するケースは多くありません。
本当に怖いのは、
複数の要因が重なることです。
例えば、
- 金利上昇
- 教育費増加
- 車の買い替え
これが同時に起きると、
一気に家計が苦しくなります。
俺流ポイント
私はいつも、
住宅ローンは
「借りられる額」ではなく
「最悪の時でも返せる額」
で考えるべきだとお話しています。
住宅ローンで後悔する人は、
今の収入を基準に考えます。
後悔しない人は、
将来のリスクを基準に考えます。
家づくりの目的は、
立派な家を建てることではありません。
家を建てた後も、
家族が笑顔で暮らし続けることです。
私は、
少し小さな家になったとしても、
少し予算を抑えたとしても、
旅行に行ける。
子どもの進学を応援できる。
老後の不安が少ない。
そんな家づくりの方が幸せだと思っています。










