建て替えでは「相見積もり」はした方がいいですか?住宅会社への正しい伝え方と断り方を教えてください。
Q
71歳です。建て替えを考えていて、3社ほど見積もりをお願いしたいと思っています。ただ、「相見積もりをしています」と伝えるのは失礼でしょうか?また、お断りする時のマナーも教えてください。
結論
建て替えでは、3〜4社程度の相見積もりを取ることをおすすめします。
住宅は数千万円の大きな買い物です。
比較することは決して失礼ではありません。
むしろ、
誠実な住宅会社ほど「ぜひ比較してください」と考えていることが多いでしょう。
ただし、
比較する時には、
同じ条件で見積もりを依頼することが重要です。
相見積もりは失礼?
いいえ。
住宅業界では、
相見積もりは一般的です。
「他社も検討しています。」
と正直に伝えて問題ありません。
隠す必要はありません。
一番大切なのは条件をそろえること
例えば、
A社は24坪、
B社は28坪では、
価格比較ができません。
比較する時は、
できるだけ同じ条件で依頼しましょう。
例えば、
- 平屋24坪
- 2LDK
- 太陽光あり
- 耐震等級3
- 断熱等級6
など、
条件をそろえることが重要です。
「本体価格」で比較しない
見積もりでは、
必ず、
総額
で比較しましょう。
確認したい項目は、
- 解体工事
- 外構工事
- 屋外給排水
- 仮設工事
- 登記費用
- 各種申請費
- 消費税
まで含まれているかです。
比較するポイント
価格だけではありません。
例えば、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- UA値
- C値(全棟気密測定)
- 長期優良住宅
- 保証内容
- アフターサービス
まで比較しましょう。
お断りのマナー
断る時は、
電話でもメールでも構いません。
例えば、
「今回は家族で相談した結果、別の会社へお願いすることになりました。丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。」
これだけで十分です。
細かい理由を説明する必要はありません。
こんな会社は要注意
相見積もりを伝えた時に、
- 他社の悪口ばかり言う
- 今すぐ契約を迫る
- 比較を嫌がる
このような対応なら、
慎重に判断した方が良いでしょう。
良い会社の反応
信頼できる会社なら、
例えば、
「ぜひ比較してください。分からないことがあれば何でも聞いてください。」
という対応をしてくれます。
比較されることに自信がある会社ほど、
落ち着いた対応をします。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
見積もり時には、
次の質問がおすすめです。
- 総額はいくらですか?
- C値は全棟測定ですか?
- 許容応力度計算ですか?
- 建て替え実績はありますか?
- 仮住まいも相談できますか?
シニア世代におすすめの住宅性能
価格だけではなく、
住宅性能も比較しましょう。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
同じ条件で比較すると、
本当の違いが見えてきます。
法律・制度の根拠
相見積もり自体を規制する法律はありません。
住宅契約は、
- 民法(請負契約)
- 建設業法
- 消費者契約法
などに基づいて締結されます。
見積書の内容や契約条件は、
十分確認したうえで契約しましょう。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
私たちは、
「ぜひ3〜4社比較してください。」
とお伝えしています。
なぜなら、
住宅会社ごとの違いは、
価格ではなく、
- 総額
- 性能
- 保証
- 担当者
- 建て替え経験
にあるからです。
私たちは、
最初から、
- 解体工事
- 外構工事
- 屋外給排水
- 登記費用
まで含めた総額をご提示し、
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を数値でご説明しています。
本当に良い住宅会社は、「他社と比較しないでください」とは言いません。
「十分比較したうえで、それでも選んでいただける家づくり」を目指しています。
シニア世代の建て替えでは、
遠慮せず比較し、
一番安心して任せられる会社を選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。










