建て替えた後、年金だけで生活できますか?光熱費や固定資産税で赤字にならないための考え方
Q
60歳です。建て替えを考えていますが、数年後には年金生活になります。新しい家になると固定資産税や光熱費などの維持費が増えて、年金だけでは生活が苦しくならないか心配です。建て替える前に何を確認すればよいのでしょうか?
結論
建て替えでは、「建築費」だけでなく、「建てた後に毎月いくらかかるか」を計算することが最も重要です。
実は、
高性能住宅に建て替えることで、
光熱費は下がることが多い一方で、
新築になるため、
固定資産税は一定期間高くなる場合があります。
そのため、
「毎月の収支」で考えることが大切です。
建て替え後にかかる毎月の費用
主な維持費は、
- 電気代
- ガス代(オール電化なら不要)
- 水道代
- 固定資産税(年額を月換算)
- 火災保険・地震保険
- メンテナンス積立
- 住宅ローン(ある場合)
です。
これらを合計して、
年金収入の範囲で生活できるか確認しましょう。
光熱費は下がる可能性が高い
築30〜40年以上の住宅から、
高断熱住宅へ建て替えると、
暖房・冷房費を抑えられることが多くあります。
例えば、
- 高断熱
- 高気密
- 第一種熱交換換気
- 高性能窓
を採用すると、
一年を通して光熱費を削減しやすくなります。
固定資産税はどうなる?
新築住宅は、
建物の評価額が上がるため、
建て替え直後は、
建物部分の固定資産税が高くなることがあります。
一方で、
一定の条件を満たす新築住宅では、
固定資産税の軽減措置が適用される場合があります。
軽減期間終了後の税額も確認しておきましょう。
メンテナンス費も忘れない
例えば、
- 外壁
- 屋根
- 給湯器
- エアコン
などは、
将来的に交換費用が必要になります。
毎月少しずつ積み立てておくと安心です。
「毎月の収支」で考える
おすすめは、
次のように試算することです。
毎月の年金収入
-
毎月の生活費
-
住宅維持費
=
毎月の余裕資金
この余裕資金がプラスになる計画を目指しましょう。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
建て替え前に、
次の質問をしましょう。
- 光熱費は今よりどれくらい変わりますか?
- 固定資産税の目安は?
- メンテナンス費は年間いくらですか?
- 長期優良住宅の税制優遇はありますか?
- ライフプランも一緒に作ってもらえますか?
建て替えるなら維持費を抑えられる住宅性能を
老後の家計を考えるなら、
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
- 太陽光発電(設置条件に応じて)
これらは、
毎月のランニングコストを抑えることにもつながります。
法律・制度の根拠
固定資産税は、
地方税法
に基づいて課税されます。
また、
一定の新築住宅では、
固定資産税の軽減措置が適用される場合があります。
長期優良住宅では、
税制上の優遇措置が利用できるケースもあります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
60代のお客様から、
「年金生活になっても、この家を維持できますか?」
というご相談をよくいただきます。
私たちは、
建築費だけではなく、
建てた後30年間の家計まで考えたご提案をしています。
例えば、
高断熱・高気密住宅なら、
冬の暖房費や夏の冷房費を抑えられます。
また、
長期優良住宅や耐久性の高い外装材を選ぶことで、
将来の修繕費も抑えやすくなります。
私たちは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
「建てる費用」だけではなく、「住み続ける費用」まで考えた家づくりを行っています。
家づくりは、建てた日に終わるものではありません。
年金生活になっても安心して暮らせることが、本当の意味で成功した建て替えだと私たちは考えています。










