工務店で建て替えるなら「住宅完成保証制度」は必要ですか?加入しているか確認する方法を教えてください。
Q
71歳です。地元の工務店で建て替えを考えています。家族から「工務店なら完成保証がある会社を選んだ方がいい」と言われました。住宅完成保証制度とは何でしょうか?本当に必要ですか?確認方法も教えてください。
結論
シニア世代が工務店で建て替えるなら、「住宅完成保証制度」に加入している会社を選ぶことをおすすめします。
住宅完成保証制度とは、
万一、建築会社が倒産などで工事を続けられなくなった場合でも、住宅を完成までサポートする制度です。
すべての工務店が加入しているわけではありません。
契約前に必ず確認しましょう。
住宅完成保証制度とは?
住宅完成保証制度とは、
工事途中で建築会社が倒産などにより工事を続けられなくなった場合に、
一定の条件のもとで、
- 追加費用の補填
- 引継ぎ業者の紹介
- 完成までの支援
などを行う制度です。
「家が完成しない」という大きなリスクに備えるための制度です。
なぜ重要なの?
建て替えでは、
- 解体工事
- 仮住まい
- 住宅ローン
などが同時に進みます。
もし工事が途中で止まると、
仮住まいが長引いたり、
追加費用が発生したりする可能性があります。
完成保証制度は、そのようなリスクを軽減するための仕組みです。
ハウスメーカーにも必要?
大手ハウスメーカーは、
比較的経営基盤が安定しているため、
完成保証制度へ加入していないケースもあります。
一方、
工務店では、
完成保証制度へ加入していることが、
安心材料の一つになります。
完成保証と瑕疵保険は違う
よく混同されますが、
住宅完成保証制度と
住宅瑕疵保険は別制度です。
完成保証制度
工事中の倒産などへ備える制度
住宅瑕疵保険
完成後10年間の構造・雨漏りなどを保証する制度
両方とも重要です。
加入しているか確認する方法
住宅会社へ、
次のように質問しましょう。
- 住宅完成保証制度へ加入していますか?
- どこの保証会社ですか?
- 保証内容を見せてもらえますか?
- 保証上限はいくらですか?
- 保証対象外はありますか?
パンフレットだけではなく、
実際の保証内容を確認することが大切です。
完成保証だけでは安心できない
制度があっても、
次の性能も重要です。
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- UA値
- C値(全棟気密測定)
- 長期優良住宅
住宅性能まで確認しましょう。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
おすすめは、
次の質問です。
- 完成保証制度へ加入していますか?
- 瑕疵保険は?
- 気密測定していますか?
- 建て替え実績は?
- 仮住まいも相談できますか?
シニア世代におすすめの住宅性能
建て替えでは、
保証だけではなく、
住宅性能も大切です。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
これらを備えることで、
安心して長く暮らせる住宅になります。
法律・制度の根拠
新築住宅には、
住宅瑕疵担保履行法
に基づき、
構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、
10年間の保証が義務付けられています。
一方、
住宅完成保証制度は法律上の義務ではなく、任意加入の制度です。
そのため、
加入の有無は住宅会社によって異なります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
工務店を選ばれるお客様には、
私たちは、
「完成保証制度の有無」を必ず確認してくださいとお伝えしています。
建て替えでは、
住宅だけではなく、
- 解体
- 仮住まい
- 引っ越し
- 補助金
まで進んでいます。
そのため、
万一のリスクを減らすことが大切です。
私たちは、
- 住宅完成保証制度
- 住宅瑕疵保険
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本に、
安心して建て替えを進めていただける住まいをご提案しています。
家づくりで一番安心なのは、「保証を使わなくても済むこと」です。
しかし、
万一に備える仕組みまで整っている会社を選ぶことが、シニア世代には大きな安心につながります。










