建て替えでは「着工金・中間金・引き渡し金」はいつ支払いますか?資金はいつまでに準備すればよいのでしょうか?
Q
70歳です。建て替えを計画しています。住宅会社から「契約金・着工金・中間金・引き渡し金があります」と説明を受けました。住宅ローンを利用する予定ですが、いつまでにいくら準備すればよいのでしょうか?資金繰りで失敗しない方法を教えてください。
結論
建て替えでは、「契約したらすぐ全額支払う」わけではありません。
一般的には、
- 契約金
- 着工金
- 中間金(上棟時など)
- 最終金(完成・引渡し時)
の4回前後に分けて支払います。
ただし、支払時期や割合は住宅会社によって異なります。
契約前に必ず支払スケジュールを書面で確認しましょう。
一般的な支払いの流れ
① 契約時
契約締結時に、
契約金を支払います。
目安は、
工事請負金額の5〜10%程度
ですが、
会社によって異なります。
② 着工時
基礎工事が始まる頃に、
着工金を支払います。
目安は、
20〜30%程度
です。
③ 上棟時(中間金)
建物の骨組みが完成した頃に、
中間金を支払います。
目安は、
20〜30%程度
です。
④ 完成・引渡し時
建物完成後、
残金を支払います。
住宅ローンの実行は、
このタイミングになることが多くあります。
建て替えは通常の新築よりお金が必要
建て替えでは、
建築費だけではありません。
例えば、
- 解体工事
- 仮住まい
- 引っ越し(2回)
- 家財保管
- 登記費用
なども同時に発生します。
資金計画は、
建物だけで考えないことが重要です。
住宅ローンとの関係
住宅ローンは、
完成・引渡し時に実行されるケースが一般的です。
そのため、
契約金や着工金、中間金については、
自己資金や「つなぎ融資」が必要になる場合があります。
金融機関や住宅会社へ、
事前に確認しましょう。
補助金は後から入る
GX志向型住宅などの補助金は、
完成後の交付となることが一般的です。
そのため、
補助金を当てにして、
着工金などを支払うことはできません。
資金は先に準備しておく必要があります。
シニア世代が確認したいこと
契約前に、
住宅会社へ次のことを確認しましょう。
- 支払いは全部で何回ですか?
- 着工金はいくらですか?
- 中間金はいつですか?
- 住宅ローンはいつ実行されますか?
- つなぎ融資は必要ですか?
- 補助金はいつ入金されますか?
支払条件も比較する
住宅会社によっては、
- 契約金が少ない
- 中間金が不要
- 完成時一括払い
など、
支払い条件が異なる場合があります。
価格だけでなく、
支払い方法も比較すると安心です。
シニア世代におすすめの住宅性能
資金計画だけでなく、
住宅性能も大切です。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
長く安心して暮らせる住まいになります。
法律・制度の根拠
建築費の支払時期は、
法律で一律に決められているわけではありません。
支払い条件は、
工事請負契約書で定められます。
契約は、
民法(請負契約)
および
建設業法
に基づいて締結されます。
住宅ローンは、
各金融機関の融資条件によります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
建て替えで一番多いご相談の一つが、
「いつお金を用意すればいいですか?」
というものです。
私たちは、
建築費だけではなく、
- 解体工事
- 仮住まい
- 引っ越し
- 補助金
- 登記
まで含めた
資金計画表
を作成してご説明しています。
また、
着工金や中間金のタイミングも事前にご案内し、
無理のない資金計画をご提案しています。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
将来の光熱費や維持費まで考えた家づくりを行っています。
建て替えで失敗する方の多くは、「家の価格」は見ても、「お金が動く時期」を見落としています。
だからこそ、
契約前に、
「いつ・いくら必要か」が一目で分かる資金計画表を作ってもらうことを強くおすすめします。










