建て替え工事前の「近隣あいさつ」は、施主本人も一緒に行くべきですか?
Q
72歳です。実家を建て替える予定です。住宅会社から「工事前に近隣へあいさつに行きましょう」と言われました。営業担当だけで行ってもらおうと思っていましたが、施主である私たちも一緒に行った方がよいのでしょうか?
結論
はい。シニア世代の建て替えでは、できる限り施主ご本人も住宅会社と一緒に近隣あいさつへ同行することをおすすめします。
理由は、
- ご近所との信頼関係が築きやすい
- 工事への理解を得やすい
- 万一のトラブルが起きても話し合いがしやすい
- 建て替え後も良好な近所付き合いが続く
からです。
工事は半年程度ですが、ご近所とのお付き合いはその後何十年も続きます。
なぜ施主も行った方が良いの?
住宅会社だけがあいさつするより、
施主本人が
「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」
と一言伝えるだけで、
印象は大きく変わります。
工事中の多少の騒音や振動にも、
理解を得やすくなります。
あいさつへ行くタイミング
おすすめは、
工事開始の1週間前まで
です。
あまり早すぎても忘れられますし、
前日では失礼になることがあります。
誰へあいさつする?
一般的には、
- 両隣
- 向かい3軒程度
- 裏側3軒程度
が目安です。
道路が狭い場合や、
車両通行の影響がある場合は、
少し範囲を広げることもあります。
何を伝える?
あいさつでは、
次の内容を伝えると安心です。
- 工事期間
- 作業時間
- 解体工事の日程
- 騒音・振動へのお詫び
- 施工会社名
- 緊急連絡先
住宅会社が案内文を用意することもあります。
手土産は必要?
法律上の決まりはありませんが、
地域によっては、
500〜1,000円程度
の日用品やお菓子などを持参される方もいます。
高価な物は必要ありません。
気持ちを伝えることが大切です。
工事中も声掛けを
工事中、
近所で会ったら、
「ご迷惑をおかけしています。」
と一言あるだけで、
印象は大きく変わります。
建て替え後も、
気持ち良く生活を始められます。
トラブル防止にもなる
解体工事では、
- 騒音
- 振動
- 粉塵
- 車両出入り
など、
どうしてもご迷惑をお掛けする場面があります。
しかし、
事前に顔を合わせていると、
トラブルへ発展しにくくなります。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
事前に、
次の点を確認しましょう。
- 一緒にあいさつへ行きますか?
- 案内文はありますか?
- 工程表を配りますか?
- 緊急連絡先を伝えますか?
- 近隣対応は誰が担当しますか?
建て替え後も安心して暮らすために
新しい住宅では、
近所付き合いだけでなく、
住宅性能も重要です。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 長期優良住宅
ご近所にも安心感を持っていただける住まいになります。
法律・制度の根拠
近隣あいさつ自体を義務付ける法律はありません。
ただし、
工事は、
- 建設業法
- 建設工事標準請負契約約款
- 建築基準法
などに基づいて行われます。
また、
騒音・振動については、
- 騒音規制法
- 振動規制法
に基づき、
施工会社が適切に管理することが求められています。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
私たちは、
工事前には必ず、
担当者と施主様が一緒に近隣あいさつへ伺うことをおすすめしています。
その理由は、
建物は半年で完成しますが、
ご近所とのお付き合いは、
これから何十年も続くからです。
私たちは、
- 工程表のお渡し
- ごあいさつ文
- 緊急連絡先のご案内
- 工事中の定期巡回
まで行い、
安心して工事を進められるよう心掛けています。
そして完成する住宅は、
- 耐震等級3
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本とした、
地域にも誇れる住まいをご提案しています。
建て替えで一番大切なのは、新しい家だけではありません。
「これからもよろしくお願いします。」と笑顔で言い合えるご近所関係を築くことも、成功する建て替えの大切な要素だと私たちは考えています。










