「今月中に契約すれば100万円値引きします」は本当ですか?契約を急がせる営業トークの見極め方
Q
70歳です。建て替えを検討している住宅会社から、「今月中に契約していただければ100万円値引きできます」と言われました。本当に今だけの話なのでしょうか?急いで契約した方が得なのか、それとも慎重に考えた方がいいのでしょうか?
結論
「今月中だけ」「今日だけ」という値引きだけを理由に契約することはおすすめできません。
もちろん、
- メーカーの価格改定
- 補助金の締切
- 決算期キャンペーン
など、本当に期限があるケースもあります。
しかし、
建て替えで一番大切なのは、「契約日」ではなく、「納得して契約すること」です。
なぜ「今月中」と言うの?
営業担当者には、
- 月間目標
- 四半期目標
- 決算目標
などがあることがあります。
そのため、
月末や決算期に契約をお願いされるケースがあります。
ただし、
それだけで契約を急ぐ理由にはなりません。
本当に値引きなの?
例えば、
最初から値引きを見込んだ価格で見積もりを作成し、
「100万円値引きしました」
と説明するケースもあります。
一方で、
本当に仕入れ条件やキャンペーンによって値引きできる場合もあります。
重要なのは、値引き額ではなく最終的な総額です。
「値引き後」ではなく「総額」を見る
建て替えでは、
次の費用も含めて比較しましょう。
- 解体工事
- 屋外給排水工事
- 外構工事
- 登記費用
- 仮設工事
- 地盤改良
- 補助金
100万円値引きされても、他社より総額が200万円高ければ意味がありません。
本当に急ぐべきケース
契約を急ぐ理由がある場合もあります。
例えば、
- 補助金の予算終了が近い
- 建材価格の正式な値上げ日が決まっている
- 消費税や法改正が予定されている
このような場合は、
根拠を確認したうえで判断しましょう。
営業マンへ聞きたい質問
値引きを提案されたら、
次のように聞いてみましょう。
- なぜ今月だけなのですか?
- 来月になると何が変わりますか?
- 値引き前の見積書も見せてもらえますか?
- 総額はこれ以上増えませんか?
- オプションを追加したら値引きはどうなりますか?
具体的に説明できる担当者は信頼しやすいでしょう。
契約前に確認すべきこと
シニア世代の建て替えでは、
契約前に次の内容を確認しましょう。
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- UA値
- C値(全棟気密測定)
- 長期優良住宅
- 保証内容
- 総額表示
価格だけでなく、
住宅性能まで確認することが重要です。
「今日決めてください」は要注意
本当に信頼できる住宅会社は、
「十分にご家族で相談してください。」
と言ってくれることが多いものです。
建て替えは、
20〜30年住み続ける住まいです。
数日、数週間考えたからといって、
後悔することはありません。
法律・制度の根拠
住宅契約には、
- 消費者契約法
- 建設業法
- 特定商取引法(訪問販売などの場合)
などが関係します。
また、
住宅ローンや補助金には、
それぞれ申請期限があります。
契約を急ぐ理由が制度上の期限なのか、
営業上の都合なのかを確認することが大切です。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
「今日契約すれば○○万円値引きします」
というご相談を受けることがあります。
私たちは、
**値引きよりも、「最初から適正価格で総額表示すること」**を大切にしています。
建て替えでは、
- 解体工事
- 外構工事
- 屋外給排水工事
- 登記費用
- 補助金
まで含めた総額をご提示し、
後から大きく金額が変わらないよう努めています。
そして、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様としてご提案しています。
本当に良い住宅会社は、「今すぐ契約してください」とは言いません。
「十分に比較して、それでも私たちを選んでいただけたらうれしいです。」
その姿勢こそが、
シニア世代の建て替えで安心して任せられる住宅会社の条件だと私たちは考えています。










