契約を急がせる「今月中の契約なら値引きします」という営業トークの裏側は?
A. 本当に今月だけの値引きなのか、単に営業担当者が月内契約を取りたいのかを見極める必要があります。
住宅は、数百万円の値引きができたから得とは限りません。値引き後に付帯工事やオプションが追加され、最終的な支払総額が高くなることがあるからです。
なぜ「今月中」なのか
住宅会社が契約を急がせる主な理由は次のとおりです。
- 営業担当者の月間契約目標
- 支店や会社の決算
- キャンペーン期間の終了
- 資材や住宅設備の価格改定
- 他社を検討する時間を与えたくない
価格改定や補助金の締切など、本当に期限がある場合もあります。しかし、正当な理由なら、対象商品、期限、値引き額を文書で説明できるはずです。
300万円値引きされても安いとは限らない
最初から値引きを想定して、見積金額を高く設定している可能性もあります。
例えば、3,000万円の見積もりから300万円を値引きされても、屋外給排水、地盤改良、照明、カーテン、外構、諸費用が含まれていなければ、最終的に3,000万円を超えることもあります。
見るべきなのは値引き額ではなく、完成して住み始めるまでに支払う総額です。
契約前に確認する5項目
「今月中なら値引き」と言われたら、次の質問をしてください。
- なぜ来月になると値引きできないのですか
- 値引き前後で仕様や保証は変わりませんか
- 見積もりに含まれていない工事は何ですか
- 地盤改良や外構を含めた最大総額はいくらですか
- 間取りや仕様が未確定のまま契約する必要がありますか
この質問に明確に答えず、「皆さん今日決めています」「枠が残り一つです」と感情だけで迫る会社には注意が必要です。
特に危険なのは未確定のままの契約
間取り、設備、住宅性能、付帯工事が決まっていない段階では、正確な金額を比較できません。
契約後に次の追加費用が発生しやすくなります。
- 建物面積や窓の変更
- 断熱・耐震性能の追加
- 屋外給排水工事
- 地盤改良工事
- 解体やアスベスト処理
- 外構・造成・擁壁工事
- 照明、カーテン、エアコン
100万円の値引きを得るために、契約後200万円、300万円と増額したら意味がありません。
その場で契約しない
住宅会社から期限を示されても、最低限、見積書と契約書を持ち帰り、家族で確認してください。建て替えの場合は、解体、仮住まい、2回の引っ越し、登記まで含めて比較します。
本当に良い条件なら、一晩検討しても内容の価値は変わりません。冷静に考える時間を与えないこと自体が危険信号です。
デザインハウス甲府では、値引き額を大きく見せて契約を迫るのではなく、最初から付帯工事や消費税を含めた総額を提示します。
**「今月契約すれば300万円得をする」ではなく、「今日契約すると、比較する権利を失うかもしれない」と考えてください。**住宅会社の都合より、ご家族が納得できることを優先するべきです。










