なぜ住宅会社によって保証内容が違うのか?
Q
住宅会社を比較していると、
「初期保証20年」
「初期保証30年」
「最長60年保証」
など、
保証内容が会社によって大きく違います。
なぜ同じ住宅なのに保証内容が違うのでしょうか?
A
結論から言うと、
保証とは住宅の性能ではなく、会社の考え方だからです。
多くの方は、
保証期間が長いほど良い会社だと思われます。
もちろん、
長い保証は安心材料の一つです。
しかし、
保証は単純に年数だけでは判断できません。
例えば、
「60年保証」
と書かれていても、
よく見ると条件付きの場合があります。
- 定期点検が必須
- 指定工事が必要
- 有償メンテナンスが条件
などです。
つまり、
保証年数だけでは内容が分からないのです。
また、
住宅会社によって保証に対する考え方も違います。
例えば、
保証期間を長くする会社もあります。
一方で、
保証期間よりも施工品質を重視する会社もあります。
つまり、
同じ住宅でも保証内容が違うのは、
会社ごとの方針が違うからなのです。
さらに知っていただきたいことがあります。
それは、
法律で義務付けられている保証もあるということです。
例えば、
住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分については、
法律で10年間の保証が義務付けられています。
これは住宅会社に関係なく共通です。
しかし、
それ以外の保証は会社ごとに異なります。
だからこそ、
住宅会社を比較する時は、
単に
「何年保証ですか?」
ではなく、
「何を保証してくれるのですか?」
を確認していただきたいと思います。
例えば、
- 構造保証
- 防水保証
- シロアリ保証
- 設備保証
- 地盤保証
では内容が違います。
また、
保証だけでなく、
定期点検体制も重要です。
どんなに長い保証があっても、
点検やアフターサービスが無ければ意味がありません。
私はよく、
保証は保険証書ではなく、
会社の姿勢だとお話しします。
本当に大切なのは、
保証書の年数ではありません。
その会社が引渡し後もお客様と付き合い続ける意思があるかどうかです。
だから私は、
保証内容を見る時に、
年数だけではなく、
その会社の考え方も見てほしいと思っています。
家づくりは建てたら終わりではありません。
むしろ、
本当のお付き合いはそこから始まるのです。
深澤敏仁のひと言
「私は保証の長さよりも、
困った時に相談できる関係の方が大切だと思っています。
もちろん保証は重要です。
しかし、
保証書だけでは家は守れません。
定期点検やアフターサービス、
そして会社の姿勢があって初めて安心につながります。
家づくりは契約で終わるものではなく、
引渡し後から本当のお付き合いが始まるものだと思っています。」










