なぜ住宅展示場の家は豪華なのか?
Q
住宅展示場へ行くと、
どの家も大きくて豪華です。
吹抜けがあり、
大きなキッチンがあり、
高級感のある内装になっています。
なぜ住宅展示場の家はあんなに豪華なのでしょうか?
A
結論から言うと、
実際に建てる家ではなく、売るための家だからです。
住宅展示場のモデルハウスは、
お客様に夢や憧れを持っていただくために作られています。
そのため、
一般的な住宅よりも大きく、
設備も豪華になっていることが多いのです。
例えば、
一般的な住宅が30坪前後だとすると、
住宅展示場のモデルハウスは40坪、50坪、時には60坪を超えることもあります。
さらに、
- 大きな吹抜け
- 高級キッチン
- 造作家具
- 間接照明
- タイル壁
- 特注洗面台
など、
オプション仕様が数多く採用されています。
つまり、
展示場で見ている家は、
標準仕様ではないことが多いのです。
もちろん、
住宅展示場そのものが悪いわけではありません。
家づくりのイメージを膨らませるにはとても参考になります。
しかし、
注意していただきたいことがあります。
それは、
その家がいくらで建つのか。
ということです。
お客様の中には、
展示場の家を見て
「この家が欲しい」
と思われる方もいます。
しかし実際に見積りを取ると、
予想以上の金額になることがあります。
なぜなら、
展示場には多くのオプションが含まれているからです。
さらに、
住宅展示場を維持するためには、
- 展示場の建築費
- 土地代
- 維持管理費
- 人件費
などが必要になります。
これらは企業努力で吸収される部分もありますが、
最終的には住宅価格に反映されることもあります。
だから私は、
展示場を見る時に
「素敵な家ですね」
だけで終わらせるのではなく、
「これは標準仕様ですか?」
「オプションはいくらですか?」
と確認することをおすすめします。
家づくりで大切なのは、
展示場の家を買うことではありません。
自分たちの予算で、どんな暮らしができるのかを知ることです。
深澤敏仁のひと言
「住宅展示場は夢を見る場所です。
でも家づくりは現実の暮らしを作ることです。
私は展示場の豪華さより、
その家が実際にいくらで建つのかを知ることの方が大切だと思っています。
憧れではなく、暮らしで考えてください。」










