建て替えを機に車を手放すのは賢い選択ですか?生涯の移動費を建て替え資金へ回す考え方
Q
65歳です。建て替えを考えていますが、夫婦ともに高齢になり、あと何年車を運転するか分かりません。建て替えを機に車を手放し、カーシェアやカーリース、タクシーを利用した方が、老後のお金は楽になるのでしょうか?その分を建て替え資金へ回すことはできますか?
結論
建て替えを機に「車を持ち続けるか」を見直すことは、老後資金を考えるうえで非常に有効です。
自家用車は、
購入費だけではなく、
- 車検
- 保険
- 税金
- ガソリン代
- 修理費
- 駐車場代
など、多くの維持費がかかります。
利用頻度が少ない場合は、
カーシェアやレンタカー、タクシーなどへ切り替えることで、
生涯の移動費を抑えられる可能性があります。
その分を建て替え資金や老後資金へ回すという考え方もあります。
車1台にかかる年間費用
車種や利用状況によって異なりますが、
一般的には、
- 自動車税
- 任意保険
- 車検・整備
- ガソリン代
- タイヤ交換
- 駐車場代
などを合わせると、
年間数十万円になることもあります。
10年・20年で考えると…
例えば、
年間40万円の維持費なら、
- 10年間で約400万円
- 20年間で約800万円
になります。
利用頻度が少ない場合は、
大きな固定費となることがあります。
車を手放すメリット
- 維持費が減る
- 運転事故のリスクが減る
- 車検や修理の心配がなくなる
その分を、
建て替え資金や老後資金へ回すことができます。
こんな方は車を持ち続ける方が便利
一方で、
次のような地域では、
車が生活必需品の場合もあります。
- 公共交通機関が少ない
- 病院やスーパーが遠い
- 毎日車を利用する
生活環境も重要です。
建て替えと一緒に考えたいこと
例えば、
駅や病院へ近い場所へ建て替えることで、
将来車がなくても生活しやすくなる場合があります。
立地も含めて考えましょう。
シニア世代がFPへ相談したいこと
建て替え前に、
次の内容を相談しましょう。
- 車を持ち続けた方が得ですか?
- タクシー利用と比較できますか?
- 老後資金はいくら変わりますか?
- 建て替え資金へ回せますか?
- ライフプランも作れますか?
建て替えるなら車がなくても暮らしやすい住宅を
おすすめは、
- 平屋
- バリアフリー設計
- 駅や病院へアクセスしやすい立地(可能であれば)
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
将来の生活スタイルの変化にも対応しやすくなります。
法律・制度の根拠
車を保有する場合には、
- 自動車税(種別割)
- 自動車重量税
- 自賠責保険
などの費用がかかります。
一方、
タクシーやカーシェアには、
これらの固定費はありません。
どちらが経済的かは、
年間走行距離や利用頻度によって異なります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県では、
車が欠かせない地域も多くあります。
そのため、
私たちは、
「車を手放しましょう」
とは一概にはお伝えしていません。
しかし、
ご夫婦で2台所有されている場合や、
ほとんど乗らない車がある場合には、
その維持費を見直すことで、
建て替えや老後資金へ回せるケースもあります。
また、
建て替えでは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
毎月の光熱費や維持費まで考えた住まいをご提案しています。
建て替えで一番見直していただきたいのは、「家の予算」だけではありません。
車・保険・通信費など、毎月の固定費全体を見直すことで、
無理なく建て替えを実現できるご家庭も多くあります。
それが、老後も安心して暮らせる家計づくりにつながると私たちは考えています。










