変動金利で住宅ローンを組んでいます。金利が上がり始めたら、まず何をすればいいですか?
Q
62歳です。建て替えの際に変動金利で住宅ローンを組みました。最近は金利が上がるというニュースをよく見かけます。このまま金利が上昇した場合、シニア世代として最初に取るべき行動は何でしょうか?慌てて固定金利へ変更した方が良いのでしょうか?
結論
金利が上がったからといって、すぐに繰上返済や固定金利への借り換えをする必要はありません。
まず行うべきことは、
**「現状を正確に把握すること」**です。
具体的には、
- 残りのローン残高を確認する
- 今後の返済額を試算する
- 手元資金を確認する
- 家計への影響を把握する
この順番で確認してから判断することが大切です。
まず確認したいこと
住宅ローンの返済予定表で、
次の内容を確認しましょう。
- 現在の金利
- ローン残高
- 残り返済年数
- 毎月返済額
意外と、
「思ったほど影響が大きくない」
ケースもあります。
すぐに繰上返済しない理由
金利が上がると、
「退職金で全部返そう」
と考える方もいます。
しかし、
60代では、
医療費や介護費に備える現金も重要です。
退職金を使い切ることは、
慎重に判断しましょう。
固定金利へ変更する?
固定金利への借り換えは、
選択肢の一つです。
ただし、
借り換えには、
- 手数料
- 保証料
- 登記費用
などもかかります。
総額で比較することが重要です。
家計を見直す
住宅ローンだけではなく、
毎月の固定費も見直しましょう。
例えば、
- 保険
- 通信費
- 車
- サブスクリプション
などを整理することで、
住宅ローンの負担を吸収できる場合があります。
手元資金を守る
一番大切なのは、
生活防衛資金を残すことです。
住宅ローンを返済しても、
現金がなくなれば、
急な入院や介護に対応できません。
住宅性能も家計を助ける
高性能住宅なら、
毎月の光熱費を抑えられます。
その分を、
住宅ローンへ充てることもできます。
シニア世代が金融機関やFPへ相談したいこと
金利上昇時には、
次の内容を相談しましょう。
- このまま変動で大丈夫ですか?
- 固定へ借り換えるメリットは?
- 繰上返済は必要ですか?
- 老後資金は足りますか?
- ライフプランを見直せますか?
建て替えるなら「固定費を抑える住宅性能」を
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
毎月の光熱費を抑え、
年金生活でも安心しやすくなります。
法律・制度の根拠
住宅ローンは、
金融機関との金銭消費貸借契約に基づいて返済します。
変動金利型では、
契約内容に応じて金利が見直されます。
また、
返済額の見直しルール(5年ルール・125%ルールなど)が適用される商品もありますが、
すべての金融機関・すべての商品に共通ではありません。
ご自身の契約内容を確認することが重要です。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
最近は、
「変動金利のままで大丈夫でしょうか?」
というご相談が増えています。
私たちは、
まず、
「慌てないこと」
をおすすめしています。
金利が少し上がっただけで、
すぐに住宅ローンを完済したり、
借り換えたりするのではなく、
現在の家計全体を確認することが大切です。
そして、
住宅性能が高ければ、
光熱費が抑えられ、
家計への負担も軽減できます。
私たちは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
建てた後の家計まで考えた住まいづくりをご提案しています。
住宅ローンで本当に怖いのは、金利が上がることではありません。
状況を確認せず、焦って判断してしまうことです。
まずは家計全体を見直し、
専門家と一緒に最適な方法を考えることが、60代からの安心した住宅ローン返済につながると私たちは考えています。










