建て替えるなら「将来売りやすい家」にしたいです。資産価値が落ちにくい土地や建物にはどんな特徴がありますか?
Q
59歳です。今は建て替えて住む予定ですが、20年後には子どもが住まない可能性もあります。その場合、売却することも考えています。将来、資産価値が落ちにくい家にするためには、土地や建物でどんなことを意識すれば良いのでしょうか?
結論
資産価値が落ちにくいのは、「高く建てた家」ではなく、「次の人が住みたいと思える家」です。
建物は年数とともに価値が下がる傾向がありますが、
土地選び・住宅性能・メンテナンス・立地条件によって、その下がり方には大きな差が出ます。
建て替えでは、
「今の住みやすさ」と「将来の売りやすさ」の両方を考えることが重要です。
資産価値が落ちにくい土地の特徴
一般的には、
次のような土地が評価されやすい傾向があります。
- 災害リスクが比較的低い
- 幅4m以上の道路に接している
- 整形地(四角い土地)
- 境界が明確
- インフラが整っている
- スーパー・病院・公共交通へのアクセスが良い
建て替え前に、
ハザードマップや用途地域も確認しましょう。
資産価値が落ちにくい建物の特徴
次のような住宅は、
中古住宅市場でも評価されやすくなっています。
- 平屋または使いやすい総2階
- 2LDK〜3LDK
- 駐車場2台以上
- メンテナンスしやすい外観
- シンプルな間取り
- バリアフリー設計
あまり特殊な間取りは、
買い手が限定されることがあります。
高性能住宅は評価されやすい
近年は、
住宅性能を重視する購入者が増えています。
例えば、
- 耐震等級3
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 住宅性能評価書
- BELS評価書
- 気密測定結果(C値)
などがある住宅は、
説明しやすく、
安心材料になります。
「家の履歴書」があると有利
設計図やメンテナンス履歴を残しておくと、
購入希望者に安心感を与えます。
定期点検や修繕履歴も、
資産価値の維持につながります。
メンテナンスも重要
どんなに良い家でも、
放置すると価値は下がります。
例えば、
- 外壁点検
- 屋根点検
- シーリング補修
など、
定期的なメンテナンスを行いましょう。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
建て替え前に、
次の質問をしましょう。
- 将来売却しやすい間取りですか?
- 長期優良住宅ですか?
- 性能評価書は取得できますか?
- メンテナンス計画はありますか?
- 家の履歴書を作れますか?
シニア世代におすすめの住宅性能
資産価値を考えるなら、
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
- 住宅履歴情報(いえかるて)の保管
これらは、
住み心地だけでなく、
将来の売却時にも評価されやすいポイントです。
法律・制度の根拠
住宅の性能評価や長寿命化は、
- 住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)
- 長期優良住宅の普及の促進に関する法律
- 建築基準法
などに基づいています。
また、
中古住宅の性能評価制度も整備が進んでいます。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
「子どもが住まないかもしれないので、売りやすい家にしたい」
というご相談が増えています。
私たちは、
建て替えでは、
今の暮らしだけでなく、
20年後の資産価値まで考えたご提案をしています。
例えば、
- 平屋
- シンプルな間取り
- 高性能住宅
- 長期優良住宅
は、
将来売却や賃貸を考えた場合にも有利です。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
長く価値が続く住まいをご提案しています。
家は、「建てた瞬間が一番価値がある」のではありません。
「20年後でも住みたい」と思ってもらえる家を建てることが、本当の資産価値につながると私たちは考えています。










