シニア世代の建て替えで「長期優良住宅」や「ZEH住宅」にすると、最大いくら補助金がもらえますか?
Q
70歳です。建て替えを計画しています。住宅会社から「長期優良住宅」や「ZEH住宅」にすると補助金が出ると言われました。シニア夫婦だけでも対象になりますか?また、実際には最大いくら補助金がもらえるのでしょうか?
結論
2026年6月現在、シニア世帯だけの建て替えでは、最も補助額が大きいのは「GX志向型住宅」です。
補助額の目安は次のとおりです(地域区分5~8地域・山梨県が該当)。
- GX志向型住宅:110万円/戸(全世帯対象)
- 長期優良住宅:75万円/戸
- ZEH水準住宅:35万円/戸
さらに、長期優良住宅・ZEH水準住宅では、一定の条件を満たす古家の除却(建て替え)を行うと20万円が加算される制度があります。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
ただし、長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築補助は、原則として子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。
シニア夫婦のみの建て替えでは、GX志向型住宅が実質的な本命になります。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
2026年の補助金一覧
| 住宅の種類 | 補助額(山梨県など地域区分5~8) | 対象世帯 |
|---|---|---|
| GX志向型住宅 | 110万円 | すべての世帯 |
| 長期優良住宅 | 75万円 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
| ZEH水準住宅 | 35万円 | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
※寒冷地(地域区分1~4)では補助額が増額される場合があります。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
建て替えなら加算される場合も
現在住んでいる住宅を解体して建て替える場合、
一定の条件を満たせば、
長期優良住宅・ZEH水準住宅は20万円加算
されます。
ただし、
対象となる住宅や解体時期など細かな条件があります。
建築会社へ確認することが重要です。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
GX志向型住宅とは?
GX志向型住宅は、
現在、国が最も普及を進めている高性能住宅です。
一般的には、
- 断熱等性能等級6以上
- 高い省エネ性能
- 再生可能エネルギー(太陽光発電など)の活用
- HEMSなどエネルギー管理設備
などの条件を満たす必要があります。
シニア世帯でも対象になる点が最大の特徴です。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
補助金だけで選ばない
補助金は魅力ですが、
35万円や75万円のために、
性能を妥協したり、
将来不要な設備を付けたりするのはおすすめできません。
シニア世代では、
補助金以上に、
- 健康
- 光熱費
- 災害対策
- 将来の介護
を重視することが大切です。
補助金は早期終了もある
国の補助金は、
予算上限に達すると受付終了になります。
2026年も交付申請は予算管理されており、早めの計画が重要です。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
シニア世代におすすめの住宅性能
補助金を活用するなら、
次の性能をおすすめします。
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 太陽光発電
- HEMS
- 蓄電池(予算に応じて)
これらを組み合わせることで、
補助金だけでなく、
健康・省エネ・災害対策まで実現できます。
法律・制度の根拠
2026年の住宅補助金は、
国土交通省・経済産業省・環境省が実施する住宅省エネ2026キャンペーンの一部として運用されています。
住宅性能は、
- 建築物省エネ法
- 住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)
- 長期優良住宅の普及の促進に関する法律
などに基づいて評価・認定されます。(みらいエコ住宅2026事業〖公式〗)
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でシニア世代の建て替えをご検討の方には、
私たちは、
「補助金が出る家」ではなく、「補助金も活用できる高性能住宅」
をご提案しています。
おすすめは、
- GX志向型住宅
- 断熱等性能等級6
- UA値0.46以下
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 太陽光発電+HEMS
です。
シニア世帯では、
GX志向型住宅なら全世帯が対象となるため、110万円の補助を目指せる可能性があります。
補助金は家を建てる目的ではありません。
これから20年、30年を健康で安心して暮らすための住まいづくりを後押ししてくれる制度として活用することをおすすめします。










