住宅ローン相談をしていると、私はいつも思うことがあります。
住宅ローンで失敗する人は、特別な失敗をしているわけではありません。
むしろ、多くの人がやりがちなことをしているのです。
結論から言うと、
住宅ローンで絶対にやってはいけないことは、「借りられる額で家を買うこと」です。
私はこれが、住宅ローン失敗の最大の原因だと思っています。
やってはいけないこと①
銀行が貸してくれる限界まで借りる
例えば、
「5,000万円借りられます」
と銀行に言われる。
すると5,000万円の家を考え始める。
これは非常に危険です。
銀行が教えてくれるのは、
借りられる額
です。
返せる額ではありません。
私は住宅相談で、ここを何度もお伝えしています。
やってはいけないこと②
共働き収入を全額あてにする
今は共働き世帯が増えています。
しかし住宅ローンは35年です。
その間には、
- 出産
- 育児
- 介護
- 病気
- 転職
などが起こります。
共働きが終わった瞬間に苦しくなる住宅ローンは危険です。
やってはいけないこと③
ボーナス払い前提にする
私はボーナス払いを否定しているわけではありません。
しかし、
ボーナスが無いと返済できない計画
は危険です。
会社の業績。
景気。
転職。
未来は分かりません。
住宅ローンはボーナスに頼らない方が安全です。
やってはいけないこと④
頭金で貯金を使い切る
これも本当に多いです。
貯金500万円。
頭金500万円。
残高ゼロ。
家は建ちました。
しかし安心も消えました。
私は住宅ローン残高より、現金残高の方が大切だと思っています。
やってはいけないこと⑤
教育費を考えない
住宅ローン開始時、子どもはまだ小さい。
だから教育費が見えません。
しかし10年後、
高校。
大学。
教育費は一気に増えます。
私は住宅ローンと教育費の衝突が、最も危険だと思っています。
やってはいけないこと⑥
老後資金を後回しにする
住宅ローン。
教育費。
ここまでは考える。
しかし老後資金は考えていない。
実はこれが非常に多いです。
住宅ローン完済後も人生は続きます。
だから私は、家づくりの段階から老後を考えるべきだと思っています。
やってはいけないこと⑦
他人と比較する
SNS。
展示場。
友人の家。
これを見始めると危険です。
家づくりは競争ではありません。
他人の理想と、自分の理想は違います。
見栄で住宅ローンを増やすことほど危険なことはありません。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、家づくりで大切なのは大きな家ではありません。
安心して暮らせることです。
私は住宅ローンを組む時に、
10年後。
20年後。
30年後。
そこまで考えるべきだと思っています。
俺流ポイント
私はお客様に、こうお話しています。
住宅ローンで絶対にやってはいけないことは、家を優先して人生を後回しにすることです。
住宅ローンで後悔する人は、今の理想の家を見ています。
後悔しない人は、将来の家族を見ています。
私は、
少し小さな家でも、
旅行に行ける。
教育費を準備できる。
老後も安心できる。
そんな家づくりの方が、ずっと価値があると思っています。
家づくりの目的は、住宅ローンを組むことではありません。
家族が一生幸せに暮らせることです。










