建て替え後に夫婦どちらかが介護施設へ入ることになったら?施設入居費も考えた資金計画の立て方
Q
61歳です。夫婦で建て替えを考えています。ただ、将来どちらかが介護施設へ入る可能性もあります。建て替えにお金を使いすぎて、施設へ入るための資金が足りなくならないか心配です。建て替えと介護施設の費用は、どのように考えれば良いのでしょうか?
結論
建て替えでは、「建築費」と同じくらい「介護資金」を残しておくことが重要です。
特に60代で建て替える場合は、
「介護施設へ入る可能性」もライフプランへ組み込んで資金計画を立てることをおすすめします。
住宅はローンで調整できますが、
介護施設の入居費や月額利用料は、
多くの場合、現金で準備する必要があります。
介護施設にはどんな費用がかかる?
施設の種類によって異なりますが、
一般的には、
- 入居一時金(不要な施設もあります)
- 月額利用料
- 食費
- 管理費
- 介護サービス費
などが必要になります。
そのため、
建て替えで預貯金を使い切ることはおすすめできません。
「もしも」の資金を残す
建て替え後、
例えば、
- 入院
- 要介護認定
- 施設入居
となった場合でも、
慌てずに対応できるよう、
現金を残しておくことが安心につながります。
夫婦ではタイミングが違う
介護は、
夫婦同時ではなく、
どちらか一人から始まることが多くあります。
その場合、
もう一人は自宅で暮らしながら、
施設費用も負担することになります。
そのため、
家計全体で考える必要があります。
建て替えでお金を使いすぎない
例えば、
設備を豪華にするより、
老後資金を残す方が、
将来の安心につながることがあります。
建築費は、
必要な性能を確保したうえで、
無理のない予算にしましょう。
ライフプランを作る
建て替え前に、
次の内容を整理しましょう。
- 年金収入
- 預貯金
- 退職金
- 医療・介護費
- 建て替え後の維持費
将来の介護まで含めた資金計画を作ることが大切です。
シニア世代が住宅会社へ相談したいこと
建て替え前に、
次の質問をしてみましょう。
- 老後資金も考えた資金計画ですか?
- 自己資金はいくら残すべきですか?
- 光熱費はどれくらい下がりますか?
- 維持費も含めて試算できますか?
- ライフプランも一緒に考えてもらえますか?
建て替えるなら「介護しやすい家」に
これから長く暮らすなら、
おすすめは、
- 平屋
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 高齢者等配慮対策等級
- 長期優良住宅
将来、
介護サービスを受ける場合にも対応しやすくなります。
法律・制度の根拠
介護施設の利用には、
介護保険法
が関係します。
また、
高額介護サービス費制度など、
所得に応じた負担軽減制度もあります。
住宅については、
長期優良住宅制度や住宅性能表示制度などを活用することで、
長く安心して暮らせる住まいづくりができます。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
60代のお客様から、
「介護施設へ入るお金も残したい」
というご相談をよくいただきます。
私たちは、
建築費だけではなく、
「建てた後のお金」
まで考えたご提案をしています。
例えば、
住宅性能を高めることで、
毎月の光熱費を抑え、
その分を老後資金へ回せるような家づくりをご提案しています。
また、
設備を必要以上に豪華にするより、
将来の介護資金を残すことを優先するケースもあります。
そして住宅は、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
介護が必要になっても住み続けやすい住まいをご提供しています。
建て替えで本当に大切なのは、「今日の暮らし」だけではありません。
**「もしもの時にも、お金と住まいの両方に困らないこと」**が、ご夫婦にとって安心できる建て替えにつながると私たちは考えています。










