建て替えで浄化槽の設置や解体をすると補助金はもらえますか?自治体の助成制度を教えてください。
Q
70歳です。建て替えを予定しています。現在は古い単独処理浄化槽を使っていますが、建て替えに合わせて合併処理浄化槽へ交換する予定です。浄化槽の設置や撤去にはかなり費用がかかると聞きました。自治体から補助金は出るのでしょうか?
結論
はい。多くの自治体では、単独処理浄化槽やくみ取り便槽から合併処理浄化槽へ転換する場合、設置費や撤去費の補助制度があります。
補助額は自治体によって異なりますが、
- 浄化槽本体
- 単独処理浄化槽の撤去
- 宅内配管工事
まで補助対象になる自治体もあります。
補助額は、
30万円〜100万円以上
となるケースもあります。
なぜ補助金があるの?
浄化槽は、
生活排水をきれいにして河川へ流す設備です。
古い
単独処理浄化槽
は、
トイレ排水しか処理しません。
一方、
合併処理浄化槽
は、
- トイレ
- 台所
- お風呂
- 洗濯
など、
生活排水すべてを処理します。
そのため、
国や自治体は、
環境保全のため、
合併処理浄化槽への転換を支援しています。
補助対象になる工事
自治体によって異なりますが、
一般的には、
- 合併処理浄化槽設置
- 単独処理浄化槽撤去
- くみ取り槽撤去
- 宅内配管工事
などが対象になります。
最近では、
撤去費まで補助される自治体が増えています。
補助額の目安
補助額は、
浄化槽の大きさ
(5人槽・7人槽・10人槽など)
によって変わります。
一般的には、
30万円〜100万円程度
となるケースが多く、
さらに、
撤去費や配管工事費へ補助が加算される自治体もあります。
建て替えでも対象?
建て替えでも、
条件を満たせば対象になる自治体があります。
ただし、
次のような条件があります。
- 下水道区域外
- 合併処理浄化槽を設置すること
- 工事前に申請すること
などです。
市町村ごとに内容が異なります。
申請タイミングが重要
補助金は、
ほとんどの場合、
工事着工前
の申請が必要です。
工事を始めてしまうと、
対象外になるケースがあります。
建て替え計画と同時に、
市町村へ確認しましょう。
シニア世代が確認したいポイント
市役所や住宅会社へは、
次のように確認しましょう。
- 合併処理浄化槽補助はありますか?
- 撤去費も対象ですか?
- 配管工事も対象ですか?
- 建て替えでも対象ですか?
- 申請期限はいつですか?
シニア世代におすすめの住宅性能
浄化槽工事と合わせて、
住宅性能も高めることをおすすめします。
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
建て替えは、
一度に住宅性能を高められる絶好の機会です。
法律・制度の根拠
浄化槽補助制度は、
浄化槽法
および
環境省の浄化槽整備事業
に基づいて、
各自治体が実施しています。
補助内容は、
各市区町村の
浄化槽設置整備事業補助金交付要綱
などによって定められています。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県では、
下水道区域外の建て替えも多く、
浄化槽工事は珍しくありません。
私たちは、
住宅だけではなく、
- 浄化槽補助
- 解体補助
- 国の補助金
- 市町村補助
まで確認したうえで、
資金計画をご提案しています。
また、
- 断熱等性能等級6
- 耐震等級3
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 長期優良住宅
も合わせてご提案することで、
補助金だけでなく、
将来まで安心して暮らせる住まいを実現しています。
浄化槽工事は、建て替え費用の中でも見落とされやすい項目です。
だからこそ、契約前に補助制度を確認するだけで、数十万円の差が生まれることもあります。










