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住宅ローンを何行も同時に申し込んでよい?

住宅ローンを何行も同時に申し込んでよい?

結論: 比較はできるが無目的に申込みを重ねない

A 複数の銀行へ住宅ローンを申し込んで比較することはあります。ただし、候補を決めず大量に出せば承認されやすくなるわけではありません。審査のための照会や申込情報が所定期間記録されることもあり、資料管理や期限対応も増えます。比較したい理由と候補商品の違いを先に整理してください。

何行以上で必ず否決になる、という一律の数を前提にしないようにします。金融機関はそれぞれの条件で判断します。金利だけでなく、就業、物件、団信、分割融資等の条件を確認し、自分の計画を扱う候補を絞ってから、比較に必要な申込みを進めましょう。

金利等を比較することはできますが、受付条件を確認せず多数へ正式申込みしても、手間と管理対象が増えます。対象外の商品を先に除き、同じ金額・期間・物件・保障で比べます。金融機関による照会等の記録が残る場合がある一方、何行で必ず否決という全国共通の数字は外部から決められません。件数だけを恐れず、目的を決めて必要な候補へ申し込みます。

商品条件の確認と正式申込みを分ける

一般的な商品説明を聞く、条件を相談する、本人情報を入れて審査へ申し込む、という段階を区別します。相談しただけで必ず申込情報が登録されるとは限らず、反対に簡単な入力でも審査の申込みとなる場合があります。送信前に同意内容と手続きの位置づけを確認してください。

住宅会社や紹介者が取り次ぐ場合も、どの銀行のどの商品へ、いくら、いつ申し込むかを本人が把握します。包括的に任せたつもりでも、本人が知らない申込みを増やさないようにしましょう。銀行ごとに提出内容を控え、年収や借入等の情報が食い違わないようにします。

情報収集、借入可能性の相談、事前審査、本審査、融資契約を区別します。簡易シミュレーションが信用情報への照会を伴うかも、利用するサービスの案内で確認します。フォームを入力する前に、申込人、照会への同意、必要資料、結果の連絡を読みます。住宅会社が複数へ出す場合も、本人が申込先と条件を把握し、内容を確認して同意することが大切です。

同じ前提で条件を比較する

希望額、返済期間、返済方式、自己資金、団信の保障等をできる範囲でそろえます。借入額や保障が違う結果を、月額だけで比べないでください。金利が低い一方で手数料が高い、注文住宅の途中払いに対応しない等の差もあるため、総支払と実行までの使い勝手を確認します。

比較表には、申込条件、金利の決定時点、手数料、保証料、団信、土地先行やつなぎの対応、実行予定、回答期限を入れます。未確認の欄を空白のまま安いと決めず、質問をまとめて銀行へ照会します。銀行名が違っても保証会社等の関係があるため、その仕組みは02-063で別に整理します。

仮定例でA行は3,000万円35年、B行は3,000万円30年なら、月額だけでは金利差を比較できません。手数料、団信、自己資金、途中払い、実行時期までそろえます。条件のそろわない部分は違いを明示します。低金利の広告値と正式承認後の条件も分け、比較表の更新日を残します。審査を通すため候補ごとに年収や借入を違う内容にしないでください。

照会記録の意味と期間を確認する

CICや全国銀行個人信用情報センターには、申込みに関わる照会等の記録と保有期間の案内があります。機関や情報の種類で期間が異なり、本人へ開示される範囲と会員への提供範囲が同じとは限りません。記録があることだけで、借入が成立したとは読まないでください。[資料05・06]

記録が残るから比較してはいけない、ということではありません。一方で、ただ否決のたびに次の銀行へ出すと、何を変更した申込みか分からなくなります。申込先、日付、条件、結果、取下げの有無を管理し、再申込みをする前に前回との差を確認しましょう。

CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターで、照会・申込等の情報の区分と期間は公式資料を確認します。本人開示の対象と会員への提供期間が異なる場合もあります。申込記録だけから、他行で否決された理由まで全て分かると考えません。心配なときは現在の申込み状況を整理して銀行へ相談し、「申込ブラック」という俗称だけで一律の待機期間を設定しないことです。

契約と各銀行の期限を一枚で管理する

本審査の有効期間、必要資料、融資契約の日程、ローン特約の期限を並べます。複数の結果を待つうちに土地契約の期限を過ぎないようにしてください。利用しない銀行への取下げや手数料等の扱いも確認し、正式な借入契約を重複して進める前に窓口へ相談します。

銀行を切り替える場合は、当初のローン特約の対象金融機関や承認条件と合うかも確認します。別銀行へ申込み中というだけで期限が延びるわけではありません。審査比較の時間と、契約上の判断に必要な時間を別に確保し、間に合わない場合は期限前に相手方と協議しましょう。

申込みを取り下げる場合は、取下げ完了の確認と、既に行われた照会等の記録の扱いも聞きます。取消したので申込の記録も必ず消えると決めつけないでください。比較を終えた銀行の資料や連絡先も整理し、どの契約を最終的に進めているかを本人が把握できる状態にします。

一覧には、銀行、商品、希望額、回答区分、条件、有効期限、追加資料、契約予定、辞退連絡を入れます。土地の融資特約で申込先が特定される場合、変更の合意も確認します。複数承認があっても、それぞれの借入額を自由に足せるわけではありません。最終的な融資と支払計画が一致するよう、契約する銀行を決めた後の他行対応も確認してください。

比較する目的を決めて必要な候補へ申し込む

銀行へは「自分の条件が対象か」「審査の申込みに当たるのはどの段階か」「結果後に必要な手続きは何か」を聞きます。比較したいことが金利差なのか、就業条件なのか、物件対応なのかを明確にすると、不要な申込みを増やさずに判断材料を集められます。

複数行への申込みは、通る銀行を当てるゲームではありません。家計に合う返済と、家づくりの支払いに対応する商品を選ぶための比較です。本人が申込内容と期限を管理し、同じ条件の回答を並べて選びましょう。件数の多さより、商品が自分の計画に合う根拠を確認することが大切です。

比較の目的が、途中払い対応、働き方、団信、借地等のどれかを明確にすると、候補を絞れます。全行の審査結果が出るまで契約期限を放置しないことです。未了の条件と期限が近い事項を優先して確認します。多く申し込むこと自体を成果にせず、本人の条件で利用でき、家族の予算に合い、必要な日に資金が出る商品を選ぶことが重要です。

関連URL

1 CIC 保有する信用情報

申込情報等の内容と保有期間を確認できます。同時申込みの件数だけで結果を断定しないための資料です。

https://www.cic.co.jp/guide/credit-information/possession/

2 三菱UFJ銀行 住宅ローンの必要書類

申込みに必要な資料を確認できます。複数行へ同じ条件と最新版資料を提出するために使います。

https://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/soudan/shorui_form/index.html

デザインハウス甲府
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