住宅ローンの相談をしていると、
私は時々こんな質問をします。
「もし来年、収入が半分になったらどうなりますか?」
すると、
多くの方が答えに困ります。
しかし実は、
住宅ローンを考える上で、
この質問は非常に重要です。
結論から言うと、
収入が半分になった時でも生活できる仕組みを作っておくことが大切です。
収入が半分になることは本当にある?
多くの方は、
そんなことは起きないと思っています。
しかし現実には、
- 病気
- ケガ
- 転職
- 会社業績悪化
- リストラ
- 独立失敗
- 共働き終了
などで収入が大きく減ることがあります。
私は住宅ローンの本当のリスクは、
金利上昇よりも収入減少だと思っています。
例えばこんなケース
世帯収入800万円。
住宅ローン月12万円。
今は余裕があります。
しかし、
奥様が育児で退職。
世帯収入600万円。
さらにご主人が病気で休職。
収入400万円。
この瞬間、
住宅ローンの重みは全く違うものになります。
住宅ローン破綻は突然起きない
実は、
住宅ローン破綻はある日突然起きるわけではありません。
まず、
貯金を使う。
次に、
ボーナスを使う。
さらに、
カードローンを使う。
そして最後に返済が苦しくなる。
つまり、
収入減少への備えが無いことが問題なのです。
私が考える対策
① 借り過ぎない
これが最も効果的です。
銀行が5,000万円貸してくれても、
4,000万円で考える。
この余裕が未来を守ります。
② 生活防衛資金を持つ
最低半年。
できれば1年分の生活費です。
これだけで精神的な安心感は大きく変わります。
③ 共働き収入を当てにし過ぎない
共働きは素晴らしいことです。
しかし、
共働きが続くことを前提に借り過ぎるのは危険です。
④ 固定費を増やし過ぎない
住宅ローンだけではありません。
- 車のローン
- サブスク
- 保険
固定費が多いほど危険になります。
私ならどう考えるか
私は住宅相談で、
必ずこう考えます。
「ご主人一人の収入になっても生活できますか?」
これが一つの基準です。
もちろん理想論ではありません。
しかし、
最悪のケースを想定しておくことは重要です。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
大きな家を建てることより、
将来の安心の方が大切だと思っています。
住宅ローンは、
今の収入で組むものではありません。
未来の不安も含めて考えるものです。
俺流ポイント
私はお客様に、
こうお話しています。
住宅ローンで成功する人は、最悪のケースを考えています。
住宅ローンで後悔する人は、
今の収入だけを見ています。
後悔しない人は、
・失業したら
・病気になったら
・共働きが終わったら
まで考えています。
私は、
収入が半分になっても、
家族が笑顔で暮らせる住宅ローンこそ、
本当に安全な住宅ローンだと思っています。
家づくりの目的は、
大きな家を建てることではありません。
どんな時でも家族が安心して暮らせることです。










