夫が先に亡くなった場合、妻は遺族年金だけで新しい家を維持できますか?建て替え前に必ず行いたい「もしもの家計診断」
Q
64歳です。夫婦で建て替えを考えています。ただ、夫の年金や収入が家計の中心です。もし夫が先に亡くなった場合、私が遺族年金だけで新しい家を維持できるのか不安です。建て替える前に、どのように確認すれば良いのでしょうか?
結論
建て替えをする前に、必ず「夫がいない家計」で生活できるかをシミュレーションしてください。
多くのご家庭では、
ご主人が亡くなると、
- 年金額
- 生活費
- 医療費
- 住宅維持費
が大きく変わります。
「夫婦2人の家計」ではなく、「残された配偶者1人の家計」で建て替え後も暮らせるかを確認することが、後悔しない資金計画につながります。
まず確認したい収入
ご主人が亡くなった後、
奥様に入る可能性がある収入を整理します。
例えば、
- 老齢基礎年金
- 老齢厚生年金(受給状況による)
- 遺族厚生年金(要件に応じて)
- 預貯金の取り崩し
- 家賃収入(ある場合)
※実際に受け取れる年金額は、加入歴や家族構成などによって異なります。
支出も見直す
一人暮らしになると、
食費などは減ることがありますが、
住宅の維持費は大きくは変わりません。
例えば、
- 固定資産税
- 火災保険
- 光熱費
- 修繕積立
- 医療費
などは継続して必要です。
「もしもの家計」を作る
建て替え前には、
次のように試算しましょう。
遺族年金などの毎月収入
-
生活費
-
住宅維持費
=
毎月の余裕資金
この結果が赤字になるなら、
建築費や住宅ローンを見直すことも検討しましょう。
団信も確認
住宅ローンがある場合は、
団体信用生命保険(団信)の内容を確認しましょう。
ご主人が団信の対象なら、
万一の際に住宅ローンが完済されるケースもあります。
ただし、
契約内容は金融機関ごとに異なります。
生命保険も見直す
生命保険も、
建て替えを機に見直す良いタイミングです。
例えば、
住宅ローンがなくなるなら、
保険金額を調整できる場合もあります。
建て替え前に確認したいこと
ファイナンシャルプランナーへ、
次の内容を相談しましょう。
- 遺族年金はいくらになりますか?
- 一人暮らしでも生活できますか?
- 医療費も考えていますか?
- 住宅ローンは団信で完済されますか?
- ライフプランを作れますか?
建て替えるなら維持費を抑えられる住宅性能を
一人暮らしになっても安心できるよう、
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
毎月の光熱費や修繕費を抑えやすく、
年金生活にも優しい住まいになります。
法律・制度の根拠
遺族年金は、
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
などに基づいて支給されます。
受給できる年金の種類や金額は、
加入歴・年齢・家族構成などによって異なります。
また、
団体信用生命保険の保障内容も、
金融機関ごとに異なるため、
契約内容を確認することが重要です。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
建て替えをご検討されるご夫婦へ、
私たちは必ず、
「もし、ご主人が先に亡くなられたら」
という家計シミュレーションをご提案しています。
少し厳しい話に聞こえるかもしれませんが、
これを確認することで、
本当に無理のない建て替えができます。
私たちは、
建物だけではなく、
- 年金
- 遺族年金
- 住宅ローン
- 老後資金
- 医療・介護費
まで含めて考えたライフプランをご提案しています。
そして住宅は、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
ご夫婦どちらかお一人になっても、
安心して住み続けられる住まいをご提供しています。
建て替えで本当に安心なのは、「夫婦で払える家」ではありません。
どちらか一人になっても、笑顔で暮らせる家計と住まいをつくることです。
それが、ご家族にとって本当に後悔しない建て替えになると私たちは考えています。










