家が完成したら「エンディングノート」と一緒に住宅情報も残しましょう。家族が困らないためのまとめ方
Q
61歳です。建て替えた家がもうすぐ完成します。終活も少しずつ始めようと思っていますが、子どもから「家のことも分かるように残しておいてほしい」と言われました。エンディングノートと一緒に、どんな住宅情報をまとめておくと良いのでしょうか?
結論
建て替えが完成したら、「家の履歴書」と「エンディングノート」を一緒に保管することをおすすめします。
家族が困るのは、
「家があること」ではなく、
**「家の情報が分からないこと」**です。
特に、
- 設計図
- 保証書
- メンテナンス履歴
- ローン情報
- 保険
- 緊急連絡先
をまとめておくことで、
将来、ご家族の負担を大きく減らすことができます。
エンディングノートへ書いておきたい住宅情報
おすすめは、
次の内容です。
基本情報
- 家の所在地
- 建築年月
- 建築会社名
- 担当者
- 点検窓口
保証関係
- 住宅瑕疵保険
- 地盤保証
- 設備保証
- 長期保証
保証書の保管場所も記載しましょう。
性能情報
- 耐震等級
- UA値
- C値(気密測定結果)
- 長期優良住宅認定
- BELS評価書
- 住宅性能評価書
これらは将来売却する際にも役立ちます。
メンテナンス履歴
例えば、
- 外壁塗装
- エアコン交換
- 給湯器交換
- シロアリ点検
- 定期点検
年月日も一緒に残しましょう。
住宅ローン・保険
- 借入先
- 団体信用生命保険
- 火災保険
- 地震保険
更新時期も記録すると安心です。
ライフライン
- 電気会社
- ガス会社
- 水道
- インターネット
- 太陽光発電
- 蓄電池
契約先と連絡先をまとめておきましょう。
デジタルでも保存する
おすすめは、
紙だけでなく、
- クラウド
- USBメモリー
- パソコン
- スマートフォン
にも保存することです。
写真も一緒に残しておくと便利です。
子どもへ伝えておきたいこと
例えば、
- 売却しても構わない
- 賃貸にしても良い
- 家族で相談して決めてほしい
など、
ご自身の考えも書いておくと、
将来の判断がしやすくなります。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
完成時に、
次の書類を受け取りましょう。
- 設計図
- 構造計算書
- 地盤調査報告書
- 気密測定結果
- 保証書
- 点検計画書
- メンテナンスマニュアル
可能なら、
PDFデータでも受け取ることをおすすめします。
将来も価値が続く住宅性能
家の履歴書には、
次の性能も残しておきましょう。
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- C値(全棟気密測定結果)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
住宅の資産価値を証明する大切な資料になります。
法律・制度の根拠
住宅履歴情報の保存は法律上の義務ではありませんが、
国土交通省は、
**住宅履歴情報(いえかるて)**の普及を推進しています。
また、
長期優良住宅では、
維持保全計画に基づく点検・修繕記録の保存が推奨されています。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
建て替えが完成したお客様には、
「家は建てた後からが本当のお付き合いです」
とお伝えしています。
私たちは、
お引き渡し時に、
- 設計図
- 保証書
- 地盤保証
- 気密測定結果
- 性能資料
- メンテナンス資料
をまとめてお渡しし、
長く安心して住み続けられるようサポートしています。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
住宅の価値が次の世代まで続く家づくりを行っています。
エンディングノートは、「自分のため」ではなく「残される家族のため」のノートです。
そこへ住宅情報も一緒にまとめておけば、
ご家族は将来、
「どこへ相談すればいいのか」「何を管理すればいいのか」で迷うことがありません。
建て替えの完成は、家づくりのゴールではなく、家族へ安心を引き継ぐスタートでもあると私たちは考えています。










