契約後に間取りを変更すると、なぜ金額が大きく上がるのですか?追加変更工事で後悔しない方法を教えてください。
Q
70歳です。建て替えを考えています。知人から「契約した後に間取りを少し変更しただけで、追加費用が何百万円もかかった」と聞きました。本当にそんなことがあるのでしょうか?契約後に金額が大きく変わらないようにする方法を教えてください。
結論
はい。契約後の間取り変更は、追加費用が大きくなりやすいポイントの一つです。
特に、
- 壁の位置変更
- 窓の追加・変更
- 水回りの移動
- 構造変更
- コンセントや照明の追加
などは、
設計変更だけでなく、
材料・職人・申請まで影響するため、
予想以上に費用が増えることがあります。
契約前に間取りをできるだけ完成させることが、最大の節約になります。
なぜ契約後は高くなるの?
契約後に変更すると、
変更されるのは間取りだけではありません。
例えば、
- 設計図
- 構造計算
- 電気配線
- 給排水配管
- 建築確認申請
など、
関連する図面や手続きも変更になる場合があります。
そのため、
追加費用が発生します。
特に費用が高くなりやすい変更
例えば、
水回りの移動
キッチンや浴室を移動すると、
配管工事まで変わります。
窓の変更
サッシだけではなく、
耐震計算や外壁工事へ影響することがあります。
壁をなくす
耐力壁の場合は、
構造計算のやり直しになることがあります。
契約前に決めるべきこと
おすすめは、
契約前に、
次の内容を決めることです。
- 間取り
- コンセント位置
- 照明位置
- 家具配置
- 家電配置
- 収納
生活をイメージすると、
変更が少なくなります。
ショールームも活用する
設備を見ないまま契約すると、
後から、
「やっぱり違うものにしたい」
となることがあります。
キッチンや浴室は、
できるだけ契約前に確認しましょう。
追加変更のルールを確認
契約前に、
住宅会社へ確認しましょう。
- 変更期限はいつですか?
- 変更費用はどう決まりますか?
- 設計変更料はありますか?
- 見積書は毎回もらえますか?
「少しだけ」が積み重なる
例えば、
10万円の追加変更が、
10回続けば、
100万円になります。
一つ一つは小さくても、
合計すると大きな差になります。
シニア世代におすすめの間取り
建て替えでは、
将来を考えて、
最初から、
- 平屋
- 回遊動線
- 引き戸
- 玄関ベンチ
- 収納計画
まで決めることをおすすめします。
後から変更しなくても済みます。
シニア世代におすすめの住宅性能
性能も最初に決めましょう。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 長期優良住宅
性能は、
後から変更するより、
最初から決める方が効率的です。
法律・制度の根拠
建築請負契約後の設計変更は、
民法(請負契約)
および
建設業法
などに基づき、
契約内容の変更として取り扱われます。
また、
建築確認申請後の変更内容によっては、
建築基準法
に基づき、
変更申請が必要になる場合があります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
「契約後に金額がどんどん増えてしまった」
というご相談を受けることがあります。
私たちは、
建て替えでは、
契約前にできるだけ生活を具体的にイメージしていただくことを大切にしています。
例えば、
- 家具配置
- コンセント
- 家電
- 収納
- 将来の介護
まで考えながら設計を進めます。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を最初から基本仕様としてご提案しています。
建て替えで一番高い変更は、「契約後の変更」です。
だからこそ、
**契約を急ぐより、「納得してから契約すること」**が、結果的に一番安く、満足度の高い家づくりにつながると私たちは考えています。










