なぜ今月中の契約を勧めるのか?
Q
住宅会社との打合せで、
「このキャンペーンは今月末までです」
「今月中ならこの価格です」
「来月になると値上がりする可能性があります」
と言われることがあります。
なぜ住宅営業は今月中の契約を勧めるのでしょうか?
A
結論から言うと、
お客様のためではなく、会社側の都合が含まれている場合があるからです。
もちろん、
実際に資材価格の値上がりが予定されていることもあります。
補助金の期限が近いこともあります。
しかし、
住宅業界でよく使われる営業手法の一つに、
「期限を設けることで決断を促す」
という考え方があります。
人は、
いつでも契約できると言われると悩み続けます。
しかし、
「今月末まで」
と言われると、
急に決断しなければいけない気持ちになります。
これは心理学でいう
損失回避の心理
です。
人は、
得をすることよりも、
損をしたくない気持ちの方が強く働きます。
そのため、
「今契約しないと損をするかもしれない」
と思うと、
冷静な判断が難しくなることがあります。
住宅会社にも、
- 月間契約目標
- 四半期目標
- 決算目標
があります。
営業担当者にも目標があります。
そのため、
月末が近づくほど契約を急ぐケースもあります。
もちろん、
全ての営業担当者が悪意を持っているわけではありません。
本当に良い提案をしている場合もあります。
ただし、
ここで忘れてはいけないのは、
家は数千万円の買い物だということです。
スーパーの特売とは違います。
もし本当に良い家なら、
1週間後でも良い家のはずです。
1か月後でも良い家のはずです。
だから私は、
「今月中だから契約する」
のではなく、
「十分に納得したから契約する」
ことが大切だと思います。
家づくりで後悔する人ほど、
急いで契約しています。
逆に後悔しない人ほど、
比較し、
考え、
納得してから契約しています。
焦りは判断を鈍らせます。
家づくりは人生に関わる大きな選択です。
期限ではなく、
納得で決めてください。
深澤敏仁のひと言
「私はお客様に、
『急がなくていいですよ』
とお伝えすることがあります。
なぜなら、
契約を急ぐことより、
後悔しないことの方が大切だからです。
今月末よりも、
10年後、20年後に
『この家で良かった』
と思えることの方が重要だと思っています。」










