記事詳細

配管や配線のため構造材に穴や切り欠きがあります 問題はありませんか

A 気になる箇所があれば、現場で担当者から説明を受けてください。加工する部材や位置、大きさ、適用する設計や施工基準によって確認する内容は異なります。「穴があるから危険」「配管用だから何でもよい」と一律に判断することはできません。

どの部材かを確認することから始めます

現場には、構造上の役割を持つ部材、設備を取り付けるための下地など、異なる役割のものがあります。木材が見えるからといって、すべてを同じ条件で判断できるわけではありません。施主が外観だけで部材の役割を見分ける必要はなく、担当者へ尋ねてください。

例えば、壁の中を配線が通る様子を見て、すべての穴が同じ意味に見えることがあります。しかし、どこへ何を通しているかによって確認の対象は違います。対象の部位を示し、設計や施工の考え方と照らして説明を受けることが大切です。

当社はツーバイシックスを基本とする枠組壁工法です。軸組工法の柱や梁に関する写真や説明を、条件を確認せずそのまま当てはめることはできません。ご自身の家の工法と部材に合った説明を求めてください。

場所と通しているものを説明してもらいます

現場で聞くときは「この穴は何を通すためですか」「どの基準で施工していますか」と尋ねて構いません。専門用語を並べる必要はありません。どの部屋のどの部分かが分かれば、担当者が確認の対象を特定できます。

写真だけで問い合わせる場合は、全体が分かる写真と近接写真を用意すると伝わりやすくなります。近くから一枚撮るだけでは、どこにある部材か分からないことがあります。図面に印を付ける方法でも構いません。

穴や切り欠きに加え、周辺の断熱や気密の施工が気になる場合は、その点も別に伝えてください。構造材への加工の説明と、設備が通る部分の断熱・気密の説明は、確認する目的が異なります。一つの回答ですべて確認できたと思い込まないことです。

施主が現場で加工を指示しないでください

設備の位置を変えたいと思っても、その場の職人へ「ここを通して」と指示するのではなく、会社へ相談します。位置の変更には、構造や設備、仕上げとの関係を確認する必要があります。見た目の距離が短いから簡単とは限りません。

例えば、コンセントを家具に合わせて動かしたい場合でも、まず希望する位置と目的を担当者へ伝えます。会社が対応方法と費用、工程への影響を整理します。施主と職人だけで決めた変更を、後から会社が知らなかったという状態にしないことが重要です。

追加工事は見積もりを確認してから進めます。施工ミスの是正と希望による変更も分けて扱います。構造に関わる可能性がある話ほど、会社の窓口を通し、説明と記録を揃えることが大切です。

複数の疑問を分けて相談する例

例えば「この配管が通っている穴について、構造上の扱いと、周囲の断熱・気密の施工をそれぞれ説明してください」と伝えます。穴の大きさだけを見て不安になるより、確認したい目的を分けることができます。設計内容に対する説明と、施工の状態に対する説明を聞いてください。

現場で見える木材が何の役割を持つか分からない場合は、その名前から尋ねて構いません。部材を誤った名称で呼んだとしても、写真と場所が分かれば確認を進められます。専門用語を間違えないよう勉強してから連絡する必要はありません。

別の工法の動画を見て心配になった場合は、その資料とご自身の家の工法が同じかを確認します。軸組工法の柱や梁の説明を、枠組壁工法のすべての部材へそのまま当てはめることはできません。条件の違いを説明してもらうと、比較の前提が揃います。

説明を受けた後に希望する設備の位置を変えたくなった場合は、新たな相談として会社へ伝えます。構造材の加工を戻す、別の場所へ通すなどの判断を、施主と現場の職人だけで決めないでください。会社が他の施工との関係も確認します。

費用や工程へ影響する場合は、その内容を先に説明してもらいます。何を変更し、どこまでの作業が含まれるかが分からないまま、金額だけを了承しないことです。施工ミスの是正と、お客様の希望による変更も分けて確認します。

穴が見えることへの不安は、役割と基準を知ることで整理できます。施主が独自の補強材を用意する必要はありません。現場の担当者から、ご自身の家の設計と施工に即した説明を受けてください。

説明が分からないときは言い換えを求めます

担当者の説明に専門用語が出てきたら、現場の場所や図面に置き換えてもらってください。何の部材で、どの施工に当たるかが分かれば、一般的な不安を個別の確認へ進められます。分からないまま了解する必要はありません。

必要な資料の確認を求めていただいて構いません。施工基準や図面、写真など、何をもとに説明しているかを尋ねます。ただし、施主が資料を見たことによって、専門的な確認責任を代わりに負うわけではありません。

穴や切り欠きを見つけたら、まず場所を担当者へ知らせ、現場で説明を受けてください。写真だけの印象で不安を積み重ねたり、独自に補強や穴埋めを行ったりする必要はありません。ご自身の家の条件で確認し、必要な対応を会社から説明します。

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

PAGE TOP ▲
ライン
フェイスブック
ツイッター
インスタ
イベント情報
電話番号
お問い合わせ