親子リレーローンで親が亡くなったら、親の借入分は団体信用生命保険(団信)で返済されますか?
Q
59歳です。親との二世帯住宅を建て替えるため、「親子リレーローン」を勧められています。ただ、親が先に亡くなった場合、親の借入分は団体信用生命保険(団信)で返済されるのでしょうか?それとも、子どもがそのまま返済を引き継ぐのでしょうか?仕組みがよく分かりません。
結論
親子リレーローンでは、「親が亡くなれば親の分だけローンがなくなる」とは限りません。
最も重要なのは、
**「団信の加入内容」と「ローン契約の内容」**です。
金融機関によって、
- 親だけが団信に加入するケース
- 子だけが加入するケース
- 親子それぞれが加入できるケース
- 連生団信(夫婦・親子で保障するタイプ)が利用できるケース
など、取り扱いが異なります。
「親が亡くなったらローンがゼロになる」と思い込まないことが大切です。
親子リレーローンとは?
親子リレーローンとは、
親と子が一つの住宅ローンを引き継ぎながら返済する仕組みです。
例えば、
親が先に返済し、
その後は子どもが返済を引き継ぐ契約です。
借入期間を長く設定できるため、
毎月の返済額を抑えやすいメリットがあります。
団信とは?
団体信用生命保険(団信)とは、
住宅ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、
保険金で住宅ローンを返済する制度です。
ただし、
誰が保障対象なのかは契約内容によって異なります。
親が亡くなったらどうなる?
例えば、
親だけが団信へ加入している場合、
契約内容によっては、
ローン全額が完済されるケースもあれば、
契約上の債務者構成によっては、
子どもが返済を継続するケースもあります。
一律ではありません。
金融機関ごとの契約内容を確認することが重要です。
子どもへ引き継がれるケース
親子リレーローンでは、
親の死亡後も、
子どもが主たる返済者として返済を継続する契約になっていることがあります。
そのため、
住宅ローンの返済能力も十分に考えて契約しましょう。
契約前に必ず確認したいこと
住宅ローンを申し込む前に、
次の内容を確認しましょう。
- 団信へ誰が加入するのか
- 親が亡くなった場合の返済ルール
- 子どもの返済額はいくらになるか
- 繰上返済は可能か
- 借り換えはできるか
シニア世代が金融機関へ確認したいこと
次の質問は必ずしましょう。
- 親が亡くなった場合、ローンはどうなりますか?
- 団信は誰が対象ですか?
- 連生団信は利用できますか?
- 子どもの返済義務はどうなりますか?
- 契約書のどこに記載されていますか?
二世帯住宅だからこそおすすめの住宅性能
親子で長く住む住宅だからこそ、
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
住宅の資産価値を維持しやすく、
親子とも安心して暮らせる住まいになります。
法律・制度の根拠
親子リレーローンは、
民法および金融機関との金銭消費貸借契約に基づいて契約されます。
また、
団体信用生命保険は、
各金融機関・保険会社の商品ごとに保障内容が異なります。
そのため、
「親が亡くなれば必ずローンがなくなる」とは限らず、契約内容の確認が不可欠です。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
二世帯住宅をご検討されるお客様から、
「親子リレーローンは安心ですか?」
というご相談をいただきます。
私たちは、
ローンを組む前に、
住宅会社だけで判断するのではなく、
金融機関と一緒に、
- 団信の保障内容
- 将来の返済計画
- 親御様が亡くなられた場合の返済方法
- 老後資金
まで確認することをおすすめしています。
また、
建て替える住宅は、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
親世帯・子世帯の双方が安心して暮らせる住まいをご提案しています。
親子リレーローンで本当に大切なのは、「借りられるかどうか」ではありません。
「万一のとき、誰が返済を引き継ぐのか」を家族全員が理解したうえで契約することが、将来の安心につながると私たちは考えています。










