建て替えた家に子どもが「住まない」と言ったらどうなりますか?将来困らないための売却・処分の考え方
Q
62歳です。建て替えを考えていますが、子どもは県外で暮らしており、「将来は戻る予定はない」と話しています。もし私たち夫婦が亡くなった後、子どもが住まない場合、この家はどうなるのでしょうか?建て替える前に考えておくべきことを教えてください。
結論
建て替えでは、「自分たちが住む家」と同時に、「将来どう引き継ぐか」まで考えることが大切です。
子どもが住まない場合でも、
選択肢はあります。
- 売却する
- 賃貸に出す
- 親族が住む
- 空き家として管理する(おすすめしません)
建て替え前から、
**「出口戦略」**を考えておくことで、
相続後の負担を大きく減らすことができます。
今は「子どもが住まない」が増えている
近年は、
- 就職
- 結婚
- 転勤
などにより、
子どもが実家へ戻らないケースが増えています。
そのため、
建て替えでは、
「子どもが住む前提」
だけで考えないことが重要です。
売却しやすい家とは?
将来売却する可能性があるなら、
次の条件が有利です。
- 平屋
- 駐車場2台以上
- 高断熱・高気密
- 耐震等級3
- 長期優良住宅
- 人気エリア
性能が高い住宅ほど、
中古住宅市場でも評価されやすい傾向があります。
賃貸という選択肢
建物の状態が良ければ、
賃貸として活用できる可能性もあります。
特に、
平屋は近年人気が高く、
ファミリー層からも需要があります。
空き家はおすすめしない
誰も住まない状態が続くと、
- 老朽化
- 雑草
- 防犯
- 固定資産税
- 管理負担
など、
さまざまな問題が発生します。
相続後は早めに方向性を決めることが大切です。
相続前に話し合う
おすすめは、
建て替え前に、
子どもへ、
次のように聞くことです。
- 将来住む予定はありますか?
- 売却してもいいですか?
- 賃貸ならどう思いますか?
早めに話し合うことで、
家族全員が安心できます。
シニア世代が住宅会社へ相談したいこと
建て替え前に、
次のような相談をしましょう。
- 将来売却しやすい家ですか?
- 平屋の需要はありますか?
- 資産価値を考えた設計ですか?
- 長期優良住宅にできますか?
- 相続も考えて提案してもらえますか?
将来も価値が続く住宅性能
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下(山梨県など地域区分5・6の目安)
- 全棟気密測定(C値1.0以下、できれば0.7以下)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
建物の寿命だけでなく、
資産価値の維持にもつながります。
法律・制度の根拠
相続後の不動産は、
- 民法
- 相続税法
- 空家等対策の推進に関する特別措置法
などが関係します。
また、
2024年からは、
相続登記が義務化されており、
相続した不動産の名義変更は原則3年以内に行う必要があります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
「子どもは戻ってこないと思います。」
というご相談が年々増えています。
そのため私たちは、
建て替えの際に、
「今住みやすい家」
だけではなく、
「将来も価値が残る家」
をご提案しています。
例えば、
- 平屋
- 高性能住宅
- 長期優良住宅
- メンテナンスしやすい外観
などは、
将来売却や賃貸を考えた場合にも有利です。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
を基本仕様とし、
次の世代へ安心して引き継げる住まいづくりを行っています。
建て替えは、「今の暮らし」だけを考えるものではありません。
「将来、ご家族が困らない家」にしておくことも、大切な家づくりの一つだと私たちは考えています。










