記事詳細

完済予定と書けば、借入残高は除いてもらえる?

完済予定と書けば、借入残高は除いてもらえる?

結論: 完済予定の記載だけでは現在の借入は消えない

A 申込書に完済予定と書くだけで、既存借入の残高や返済が自動的に審査から除かれるとは限りません。銀行がその予定を扱うか、何をいつまでに返し、どの資料で確認するかを確かめます。本人の希望と銀行の承認条件を区別し、現在ある借入は正しく記載してください。

完済が条件になっている場合は、条件の文言と対象契約を具体的にします。カードの一部だけなのか、契約の解約まで必要なのか、返済予定表のどの借入なのかを合わせます。「借金を減らす予定です」という説明では、本人も銀行も同じ条件を確認できません。

「完済予定」は将来の行動の申告であり、現在の債務がなくなった証明ではありません。銀行が完済を条件として扱う場合、対象契約、期限、精算、証明、確認完了までを管理します。完済すると書けば借入一覧から消してよいわけではありません。予定額と現金の出所も示し、手元資金が足りないのに条件達成を約束していないかを確認してください。

完済日と精算額を契約先へ確認する

一括返済をする場合は、希望日の精算額、利息、手数料、引落し停止、必要な申込み等を契約先へ確認します。明細にある元金だけを払えば終わるとは限りません。振込先の確認も正式な案内を使い、紹介者が個人口座へ一時的にお金を送るよう求めた場合は応じないでください。

完済予定日を決めるときは、住宅の契約金や諸費用の支払日も並べます。完済に使う現金を住宅の頭金にも使う計画では、途中で資金が足りなくなります。返済額が減る効果と、預金が減る影響を両方計算し、完済後も生活の予備資金を残してください。

契約先へ、指定日の精算額、振込方法、締切、手数料、証明の発行を聞きます。明細の残高と最終精算額が違う場合があります。仮定例で月末残高100万円でも、精算日や費用により支払額を別に確定する必要があります。銀行が求める形式の証明があるかも確認し、払った後で書類が間に合わないと分かることを避けます。

条件が付く時点と期限を確認する

事前審査の回答、本審査の承認、融資契約、実行のどの段階で完済が必要かを聞きます。条件を満たす期限と、確認資料を提出する期限が違うこともあるため、日付で記録してください。完済予定を書いたら、いつでもよいと考えないようにしましょう。

例えば融資実行の前に確認が必要なら、実行当日に振り込めば間に合うとは限りません。証明書の発行や銀行の確認に必要な時間を照会します。説明用の例ですが、「返す作業」「資料を取る作業」「銀行が確認する作業」を分けると、期限直前の行き違いを減らせます。

完済条件が複数ある場合は、契約ごとに確認欄を作ります。一件の証明を出して全条件が終わったと思わず、カードローン、車、分割等それぞれの対象を照合してください。証明書の名義や契約番号も確認し、銀行へ「どの条件が確認済みで、何がまだ残るか」を一覧で回答してもらうと、実行前の漏れを減らせます。

条件の管理表には、誰が払うか、いつ払うか、何を提出するか、銀行が何日までに確認するかを記載します。本審査時点で完済が必要なのか、実行前条件なのかは申込先へ確認します。仮定例で金曜に精算しても証明が翌週発行なら、同日の実行条件を満たせないことがあります。契約先と住宅融資先の処理日を照合し、営業日での余裕を見込んでください。

残高ゼロと契約終了と解約を分ける

繰返し借りられる契約では、残高をゼロにしても利用枠が残る場合があります。銀行が求めるのが完済だけか、解約や枠の減額までかを確認してください。普通のクレジットカードの支払いを止める必要があるかも別の話なので、不要な解約で日常の引落しに支障を出さないようにします。

完済証明、解約証明、返済明細等のうち何が必要かを申込先へ聞き、契約先へ発行方法を確認します。アプリの残高画面だけで足りるかは銀行の判断です。手続きが終わった資料を本人が保管し、日付と契約番号を確認してから指定された提出先へ送ってください。

カードローン等では、残高ゼロでも契約枠が残る場合があります。完済だけ、減枠、解約のどれが条件かを銀行へ聞きます。解約すると生活の他の支払いへ影響する場合、付随する機能も確認します。本人が「もう使いません」と書くことと、契約を終了させることは別です。契約先の手続きと銀行の確認に必要な資料をそろえて進めることが重要です。

信用情報の更新を勝手に前提にしない

完済後に信用情報の表示が変わる時期は、情報の種類や登録元の更新によって異なります。CICにも更新の仕組みが案内されています。完済翌日に必ず反映される、記録が全部消えるといった理解は避けてください。情報の保有期間と完済は別です。[資料38]

銀行には、更新前に完済資料で確認できるか、再確認が必要かを聞きます。住宅会社へ口頭で完済を伝えただけでは、銀行の条件確認が終わったとは限りません。誰が何を受領し、条件を満たしたかを本人が正式な窓口で確かめることが重要です。

信用情報は、契約先の報告や所定の更新時期等で反映されます。本人が支払った日と表示が変わる日を同じと考えません。必要な場合、銀行が完済証明等をどう扱うかを確認します。表示を変えるために内容を加工するのでなく、日付と事実が分かる書類を使います。情報が誤っていれば登録元へ照会し、正しい情報の任意削除を依頼する業者には頼らないでください。

完済後に新しい借入を作らないか確認する

完済に使うため別の金融機関や親族から借りた場合は、実質的な債務が移っただけのことがあります。新しい借入を隠して自己資金で完済したように見せる方法は採りません。返す資金の出どころも正確に説明し、銀行が求める申告に沿って対応してください。

最終的には、対象契約、完済日、必要額、証明、提出期限、確認済みかを一覧にします。完済予定は審査を通すための便利な言葉ではなく、実行までに行う具体的な条件です。住宅の支払いと生活資金を守りながら条件を満たせるかを確認し、難しければ予算や日程を見直しましょう。

完済後に別の借入を作ると、条件と家計が再び変わります。仮定例で預金200万円を完済100万円と住宅諸費用100万円へ使い切れば、生活費を借りる危険があります。条件を満たす前に、生活予備費まで残るか確認します。完済を目的に終えず、実行まで新規利用の有無を管理し、返済後も借り足さず生活できる総額を選んでください。

関連URL

1 CIC 情報が登録や更新されるタイミング

支払後の信用情報の更新時期を確認できます。完済証明の提出と情報反映を分けて管理します。

https://www.cic.co.jp/faq/detail/1104.html

2 三菱UFJ銀行 事前審査に通っても本審査で通らない理由

本審査で条件や申告内容を再確認する理由を確認できます。完済条件の達成期限と証明方法を銀行へ聞きます。

https://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/column/033/index.html

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

PAGE TOP ▲
ライン
フェイスブック
ツイッター
インスタ
イベント情報
電話番号
お問い合わせ