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完成後に測定する会社か?

Q. 気密性能や断熱性能を「完成後・施工中」に測定・実測する住宅会社を選ぶべき?
A. 絶対に実測する会社を選ぶべきです。特に気密性能(C値)は図面上の計算では出せず、「現場の大工や職人の施工精度」によって一棟一棟すべて数値が変わるため、実際に測定しなければ本当の性能は誰にも分からないからです。
「うちは高気密高断熱住宅です」と謳う住宅会社でも、実際に全棟で気密測定を行っている会社は業界全体でごく一部です。計算上の数値(カタログ値)だけで現場測定を省く会社で建ててしまうと、隙間だらけの施工不良(断熱欠損・隙間風・内部結露)に気づけないまま引き渡される重大なリスクがあります。
「全棟実測する会社」と「測定しない会社」の比較
チェック項目 全棟実測を行う優良な会社 測定しない(計算値のみの)会社
気密性能の根拠 専用の測定機で実測し「C値〇.〇」の証明書を発行 「計算上は高気密」「昔からこの工法だから大丈夫」と感覚で語る
測定のタイミング 断熱施工後(中間時)+完成時の計1〜2回 一切測定しない(またはモデルハウスで1回測ったのみ)
隙間があった場合 中間測定時に気密テープ・発泡ウレタンで即座に補修 壁を塞いだ後に隙間があっても誰も気づけない
換気システムの効率 隙間がないため計画通りに家中を24時間換気 隙間から外気が漏れ入り、部屋ごとの換気がショートサーキット
職人の施工意識 「必ず測定される」ため大工・配管工の施工精度が極めて高い 検査がないため、配管貫通部や下地の隙間処理が職人の感覚任せ
なぜ「完成後・施工中の実測(C値測定)」が不可欠なのか?
1. 断熱性能(UA値)は「机上の計算」、気密性能(C値)は「現場の通知表」
  • 断熱性能(UA値)は、使っている断熱材やサッシの仕様からパソコン上で計算できる「理論値」です。
  • 一方、気密性能(C値=家全体の隙間面積 $\text{cm}^2/\text{m}^2$)は、現場で大工がどれだけ隙間なく気密シートを貼ったか、電気・水道業者が配管貫通部の穴をしっかり塞いだかという「施工精度の結果」です。現場で実測器を使って空気を抜いてみない限り、絶対に数値は出ません。
2. 隙間が多いと「断熱材の性能」が半分以下に落ちる
  • どれほど高価で分厚い断熱材を使っても、家に隙間(C値が1.0以上)があると、冬は冷気が隙間から侵入し、暖房で暖めた空気は上部から逃げていきます(セーターを着ていても風が吹き抜ける状態)。
  • 気密測定をクリアした「C値0.7以下」の家であって初めて、断熱材本来の暖かさと省エネ性が発揮されます。
3. 壁体内の「内部結露」と「構造材の腐朽」を防ぐ
  • 隙間から室内の湿気が壁の中に入り込むと、冬場の冷たい外気で冷やされて壁の中で結露(内部結露)を起こします。
  • 内部結露は壁の中の柱や土台を腐らせ、カビ・ダニの温床になります。実測によって隙間がないことを証明することは、建物の寿命を40〜50年以上に延ばすための必須条件です。
4. 24時間換気システムを正常に機能させる
  • 近年の住宅で義務化されている24時間換気(第1種・第3種)は、家が魔法瓶のように密閉されている前提で吸気と排気をコントロールします。
  • 気密が悪い家では、給気口から空気を吸わず「近くの隙間」から外気を吸って排気口へ直行するショートサーキットが起き、寝室や子供部屋の空気がよどんだままになります。
測定タイミングは「断熱工事直後(中間)」と「完成時」が理想
気密測定には2つのタイミングがあります。
  • 断熱・気密工事完了時(中間測定):壁の石膏ボードを貼る前の段階。万が一隙間が見つかっても、その場ですぐに気密テープやウレタンで目張り・補修ができる最も重要なタイミングです。
  • 完成時測定:すべての内装・設備機器・コンセントが付いた最終状態での性能証明。
本当に品質管理を徹底している会社は、中間測定で隙間を徹底的に潰し、完成時にも基準を満たしているかを客観的な数値で施主に提示します。
山梨の気候条件で気密測定(C値)が特に重要な理由
山梨県エリア(甲府盆地周辺)の冬の放射冷却と夏の猛暑は、家の気密性能に大きく左右されます。
  • 冬の底冷え・ヒートショック防止
    気密が悪いと、エアコンをつけても暖かい空気が天井に溜まり、足元に冷気が滞留する「上下温度差」が生まれます。C値0.7以下を実測で担保することで、脱衣所やトイレまで家中が均一な温度になり、冬場のヒートショック事故を未然に防ぎます。
  • 夏の猛暑と高湿度の遮断
    甲府盆地の夏の蒸し暑い湿気を含んだ外気が壁体内へ侵入するのを防ぎ、エアコン1台で家全体をサラリとした快適空間に保ちます。
商談時に住宅会社へ投げるべき「測定確認の質問」
  • 「御社では、気密測定(C値)を『全棟』で実測していますか?」
    → 「希望されれば有償で測ります」「過去にモデルハウスで測ったから大丈夫です」と答える会社は要注意です。
  • 「測定の結果、社内基準値(例:C値0.7以下など)を超えた場合は、気密処理の手直しをして再測定してくれますか?」
    → 測定するだけでなく、基準未達時の是正ルールがあるかを確認します。
  • 「測定結果の証明書や施工検査の記録は、引き渡し時に書類として提出されますか?」
デザインハウス甲府の考え方
デザインハウス甲府では、口先だけの「高気密高断熱」を完全に排除し、「全棟気密測定」と「C値0.7以下の保証」を標準化しています。
  • 全棟気密測定による数値の証明
    • モデルハウスではなく、お客様が実際に住まわれる全棟で測定を実施。確かな施工精度を数値の証明書と共にお渡しします。
  • 最高峰の標準性能をパッケージ
    • 24坪・平屋3LDK:総額2,050万円(税込・標準付帯工事込)
    • 30坪・2階建て3LDK:総額2,200万円(税込・標準付帯工事込)
    • 2×6工法、許容応力度計算による耐震等級3、制震装置evoltz
    • 断熱等級6(UA値0.46以下)、C値0.7以下保証、熱回収率92%の第1種熱交換換気、太陽光発電8kW以上、全棟完成保証を標準装備。
  • 施工精度の見える化と責任施工
    • 見えなくなる下地や気密処理こそが住まいの快適性と光熱費、建物の寿命を左右するという信念のもと、妥協のない施工管理を貫いています。
よくある質問
Q. C値の目安はどのくらいを目指すべきですか?
A. 現代の省エネ住宅であれば、実測値で「C値1.0以下」が最低限、本当に快適で省エネな暮らしを実現するためには「C値0.7以下(理想は0.5以下)」を基準にしている会社を選ぶのが確実です。
Q. 気密測定の費用は施主が追加で払うものですか?
A. 品質管理に責任を持つ優良会社であれば、標準の建築工事・検査費用の中に組み込まれています。「気密測定はオプションで10万〜15万円かかります」と言われた場合は、その会社が普段は気密測定をしていない(施工精度に標準的な自信がない)サインです。
Q. 気密性が高すぎると「息苦しい」「シックハウスになる」というのは本当ですか?
A. 誤解です。気密性が高いからこそ、24時間熱交換換気システムが計画通りに新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を確実に排出できます。むしろ気密が低い家ほど計画的な換気ができず、空気のよどみやカビが発生しやすくなります。
結論
住宅の快適性と耐久性は、「どんな材料を使ったか」ではなく、「設計通りの気密・断熱を現場で正しく施工できたかを実測したか」で決まります。
「うちは高気密だから測る必要がない」という会社の言葉を信じてはいけません。全棟で気密測定を実施し、確かな数値を証明書として提示できる会社を選ぶことが、冬暖かく夏涼しい本物の高性能住宅を手に入れるための絶対条件です。
関連Q&A
  • 品質管理をしている会社か?
  • 信頼できる住宅会社の現場とは?
  • 住宅会社選びは何から始めるべき?
  • 安さだけで選ぶ危険性とは?
  • 完成保証制度は必要?

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

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