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住宅ローンで絶対にやってはいけないこととは?

Q:住宅ローンで絶対にやってはいけないこととは?

A:返済できる根拠がないまま、借りられる上限まで借りることです

さらに、住宅ローン審査で借入れや健康状態を隠す、融資実行前に新たなローンを組む、住宅以外の費用を上乗せする行為は絶対に避けてください。

家計が苦しくなるだけでなく、審査否決や融資取消し、一括返済につながる可能性があります。

1.借入可能額を住宅予算にする

銀行から「4,000万円まで融資可能」と言われても、4,000万円を安全に返せるとは限りません。

銀行の審査では、教育費、車の買い替え、家族旅行、住宅修繕費、老後資金まで細かく確認してくれるわけではありません。

住宅予算は、借入可能額ではなく、次の条件から決めます。

  • 建築後に残す現金
  • 教育費が最大になる年
  • 車の維持・買い替え費用
  • 金利3%の返済額
  • 収入が20%減った場合
  • 70歳前後までの完済計画

審査に通る金額と、家族を守りながら返せる金額は違います。

2.他の借入れを隠して申し込む

次の支払いは、住宅ローン審査で正確に申告してください。

  • カーローン
  • カードローン
  • リボ払い
  • キャッシング
  • 商品の分割払い
  • 教育ローン

CICの信用情報には、クレジットやローンの契約内容、残高、返済状況などが登録されています。CIC「情報開示とは」

金融機関が照会すれば、申告内容との違いが分かる可能性があります。

借入れがあることより、隠したことによって申告内容全体の信用を失う方が重大です。

3.年収・勤務先・健康状態を事実と違う内容で申告する

住宅ローンや団信の審査では、事実を正確に申告してください。

  • 年収を多く記入する
  • 転職予定を伝えない
  • 副業収入を安定収入として扱う
  • 通院・服薬・病歴を隠す
  • 他人名義の書類を利用する

事前審査と本審査の内容や提出書類が違えば、金融機関は慎重に判断します。三菱UFJ銀行「事前審査に通っても本審査で通らない理由」

団信の告知義務違反が判明すれば、万一のときに保険金が支払われず、家族に住宅ローンが残る可能性もあります。

4.事前審査後に新しいローンを組む

事前審査に通った後でも、融資実行までは住宅ローンが確定したわけではありません。

この期間に、次の契約をすると返済負担率が変わります。

  • 車をローンで購入する
  • 家具・家電を分割払いで購入する
  • クレジットカードでリボ払いを始める
  • カードローンを利用する
  • スマートフォンを高額な分割払いで購入する

事前審査後に借入状況が変われば、本審査や融資実行前の再確認で、借入額の減額や融資取消しになる可能性があります。

家具や車が必要でも、融資実行前は必ず金融機関へ確認してください。

5.金融機関へ相談せず転職・退職する

転職自体が悪いわけではありません。

しかし、事前審査から融資実行までの間に勤務先、雇用形態、年収が変われば、再審査になる可能性があります。

特に、

  • 正社員から契約社員になる
  • 独立・開業する
  • 年収が下がる
  • 試用期間中になる
  • 退職して次の勤務先が未定

という変化は審査に影響します。

転職予定がある場合は、住宅会社だけでなく、金融機関へ事前に相談してください。

6.月々返済額を安く見せる方法に逃げる

予算を超えたときに、

  • 40年・50年ローンへ延ばす
  • ボーナス払いを設定する
  • ペアローンにする
  • 頭金を増やす
  • 変動金利の最低金利だけで計算する

ことで月々返済額を下げても、住宅価格そのものは下がりません。

これは家が買えるようになったのではなく、返済を将来へ送り、夫婦の収入と預貯金を追加しただけです。

35年では返せない家を、50年にして買ってはいけません。

7.頭金で預貯金を使い切る

頭金を増やせば、住宅ローンは減ります。

しかし、建築後に現金が残らなければ、病気、失業、教育費、車の故障に対応できません。

例えば預貯金500万円を全額頭金へ入れた直後に、

  • 車の買い替え200万円
  • エアコン交換20万円
  • 入学費用50万円

が必要になれば、金利の高いローンへ頼る可能性があります。

頭金を決める前に、生活防衛資金を先に残してください。

8.住宅ローンへ車や借金返済費用を上乗せする

住宅ローンは、原則として本人が住む住宅の取得に使う融資です。

  • 車の購入費
  • カードローンの返済
  • リボ残高の完済
  • 投資用住宅の取得
  • 実際には行わない工事費

を住宅費として上乗せしてはいけません。

住宅金融支援機構は、このような不適正利用を契約違反として、残債務の一括返済を請求すると明記しています。また、事業者任せでも、虚偽の内容で融資を受ければ本人が責任を問われます。住宅金融支援機構「不適正利用に巻き込まれないために」

住宅会社や営業担当から提案されても、絶対に応じてはいけません。

9.返済が苦しくなってから銀行の連絡を無視する

返済が難しくなりそうなら、延滞前に金融機関へ相談してください。

電話や郵便を無視し、カードローンで住宅ローンを払う行為は、問題を先送りして借金を増やします。

一時的な収入減なら、金融機関によっては返済期間延長、一定期間の返済額軽減、ボーナス返済の見直しを相談できる場合があります。

選択肢が最も多いのは、まだ延滞していない段階です。

俺流結論

住宅ローンで絶対にやってはいけないことは、金融機関や住宅会社へ嘘をつくこと、そして自分の家計にも嘘をつくことです。

将来は給料が上がる。
ボーナスはずっと出る。
金利は上がらない。
妻も35年間働ける。
退職金で返せる。

これらは計画ではなく、希望です。

住宅ローンは、うまくいけば返せる金額ではなく、予定が狂っても返せる金額に抑えるべきです。

デザインハウス甲府では、借入可能額を増やすことではなく、教育費、車、金利上昇、修繕費、老後資金を守りながら返せる住宅総額を確認します。

関連FAQ

事前審査後に車を買うと住宅ローンへ影響しますか?

ローンで購入すると返済負担率が変わります。契約前に住宅ローンの金融機関へ確認してください。

他の借入れを申告し忘れた場合はどうすればよいですか?

判明した時点で速やかに金融機関へ連絡し、正確な残高と返済額を伝えてください。

住宅ローンへ家具・家電代を含められますか?

金融機関が住宅取得の付随費用として認める範囲に限られます。見積書を偽って上乗せしてはいけません。

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