地盤が軟弱だった場合、「地盤改良工事」はいくらかかりますか?柱状改良などの費用相場を教えてください。
Q
60歳です。実家の建て替えを計画しています。地盤調査の結果によっては「地盤改良工事」が必要になると聞きました。もし軟弱地盤だった場合、どのくらい追加費用がかかるのでしょうか?柱状改良や鋼管杭などの違いも知りたいです。
結論
地盤改良工事の費用は、一般的な木造住宅で50万〜250万円程度が目安です。
ただし、
- 地盤の弱さ
- 建物の大きさ
- 改良深さ
- 工法
- 搬入条件
によって大きく変わります。
特に建て替えでは、
地盤改良費が後から大きく増える代表的な追加費用です。
地盤改良工事とは?
地盤改良工事とは、
建物を安全に支えるために、弱い地盤を補強する工事です。
地盤が弱いまま建てると、
- 建物が傾く
- 基礎にひびが入る
- ドアや窓が開きにくくなる
- 不同沈下が起きる
などのリスクがあります。
主な地盤改良の種類
① 表層改良
地表から浅い部分の地盤を固める工法です。
比較的浅い軟弱地盤に使われます。
費用目安
50万〜100万円程度
② 柱状改良
地中にセメント系の柱を作り、
建物を支える工法です。
住宅でよく使われる代表的な地盤改良です。
費用目安
80万〜150万円程度
③ 鋼管杭工法
地中深くの硬い地盤まで、
鋼管杭を打ち込む工法です。
軟弱層が深い土地で使われます。
費用目安
100万〜250万円以上
なぜ費用差が大きいの?
地盤改良費は、
土地ごとに大きく変わります。
例えば、
- 改良深さが深い
- 建物面積が大きい
- 道路が狭く重機が入りにくい
- 旗竿地で搬入が大変
- 地下水位が高い
場合は、費用が高くなることがあります。
建て替えで注意したい点
建て替えでは、
古い家を解体してから地盤調査を行うケースが多くあります。
そのため、契約時点では
地盤改良費が確定していないことがあります。
ここが怖いポイントです。
「地盤改良費は別途です」
と小さく書かれている見積もりは、
必ず確認しましょう。
地盤改良費をゼロにできる?
必要な場合は、
安全のために行うべき工事です。
ただし、
- 建物配置を変える
- 基礎計画を見直す
- 適切な工法を比較する
ことで、費用を抑えられる場合があります。
地盤保証との関係
地盤改良を行った場合、
多くの会社では地盤保証が付きます。
保証内容は会社によって異なりますが、
不同沈下などに備える重要な制度です。
シニア世代が住宅会社へ確認したいこと
建て替え前に、次の質問をしましょう。
- 地盤改良費は総額に含まれていますか?
- 改良が必要な場合の上限目安は?
- どの工法になる可能性がありますか?
- 地盤保証は何年ですか?
- 調査後に必ず説明してもらえますか?
シニア世代におすすめの住宅性能
地盤だけでなく、建物性能も重要です。
おすすめは、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- UA値0.46以下
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
- 第一種熱交換換気
- 長期優良住宅
地盤と建物の両方が整って、
本当に安心できる住まいになります。
法律・制度の根拠
建築基準法では、
建物が安全に建つよう、地盤に応じた基礎設計が求められます。
また、住宅瑕疵担保責任保険や地盤保証では、
地盤調査結果に基づく適切な基礎・地盤対策が重要になります。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、建て替えで多い追加費用の一つが、
地盤改良工事です。
私たちは、建て替えの資金計画では、
地盤改良が必要になる可能性も事前にご説明しています。
そして、調査後には、
- なぜ改良が必要なのか
- どの工法が適切なのか
- 費用はいくらか
- 地盤保証はどうなるのか
を分かりやすくご説明します。
さらに、
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 制震装置
- 断熱等性能等級6
- 長期優良住宅
- 全棟気密測定
を基本仕様とし、
地盤と建物の両面から安心できる住まいをご提案しています。
地盤改良費は、安く見せる見積もりでは隠れやすい費用です。
だからこそ、建て替えでは、
最初から「もし地盤改良が出たらいくらかかるか」まで説明してくれる住宅会社を選ぶことが大切です。










