補助金を受けるために必要な「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」などの証明書は何ですか?費用はいくらかかりますか?
Q
70歳です。建て替えでGX志向型住宅の補助金を検討しています。住宅会社から「BELSという証明書が必要です」と言われました。BELSとは何でしょうか?また、取得するにはどれくらい費用がかかるのでしょうか?
結論
BELS(ベルス)は、住宅の省エネルギー性能を第三者機関が評価・表示する制度です。
GX志向型住宅などの補助金では、BELS評価書などの提出が必要となる場合があります。
費用の目安は、
- BELS評価:5万~15万円程度
- 長期優良住宅認定:5万~15万円程度
- 設計住宅性能評価:8万~20万円程度
です。
住宅会社によっては、
建築費へ含まれている場合もあります。
BELSとは?
BELSとは、
Building-Housing Energy-efficiency Labeling System
(建築物省エネルギー性能表示制度)
の略です。
住宅がどれくらい省エネ性能を持っているかを、
第三者評価機関
が審査します。
つまり、
住宅会社の自己申告ではなく、
客観的に性能を証明する制度です。
なぜBELSが必要なの?
GX志向型住宅などでは、
高い省エネ性能を証明する必要があります。
そのため、
BELS評価書が、
補助金申請書類として必要になるケースがあります。
BELSで分かること
BELSでは、
例えば、
- 一次エネルギー消費量
- 省エネ性能
- ZEH水準
- GX志向型住宅の要件
などが評価されます。
住宅の性能を、
「見える化」
できる制度です。
BELS取得費用
一般的な目安は、
5万〜15万円程度
です。
費用は、
- 延床面積
- 住宅会社
- 評価機関
などによって異なります。
長期優良住宅認定費用
長期優良住宅では、
別途、
認定申請費用が必要になります。
一般的には、
5万〜15万円程度
が目安です。
自治体への手数料が必要になる場合もあります。
設計住宅性能評価
住宅性能表示制度を利用する場合は、
設計住宅性能評価や建設住宅性能評価を取得するケースがあります。
目安は、
8万〜20万円程度
です。
耐震・断熱・劣化対策など、
住宅性能を第三者が確認します。
住宅会社へ確認したいこと
契約前に、
次の点を確認しましょう。
- BELS取得費は含まれていますか?
- 長期優良住宅認定費は?
- 性能評価費は?
- 行政手数料は?
- 補助金申請費は?
「本体価格」
だけではなく、
申請関係費用まで確認することが重要です。
シニア世代におすすめの住宅性能
証明書を取得するなら、
おすすめは、
- GX志向型住宅
- 長期優良住宅
- 断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)
- UA値0.46以下
- 耐震等級3(許容応力度計算)
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
これらを取得することで、
補助金だけではなく、
資産価値も高まります。
「証明書代がもったいない」は本当?
例えば、
BELS取得費が
10万円
かかったとしても、
GX志向型住宅補助
110万円
を受けられるなら、
十分なメリットがあります。
また、
住宅性能が第三者によって証明されることは、
将来、
売却や相続の際にも安心材料になります。
法律・制度の根拠
BELSは、
建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律(建築物省エネ法)
に基づく省エネルギー性能表示制度です。
また、
住宅性能表示制度は、
住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)
に基づいて運用されています。
デザインハウス甲府からのアドバイス
山梨県でも、
「証明書にお金を払うのはもったいない」
というご相談があります。
しかし、
私たちは、
証明書は「紙」ではなく、「住宅性能の保証書」
だと考えています。
おすすめは、
- BELS
- 長期優良住宅
- 断熱等性能等級6
- 耐震等級3
- 全棟気密測定(C値0.7以下を目標)
まで取得することです。
これにより、
補助金だけではなく、
健康・資産価値・将来の安心まで手に入ります。
家は一生に一度の買い物です。
だからこそ、
**「性能を証明できる住宅」**にしておくことが、
シニア世代の建て替えでは大きな安心につながります。










