なぜ予算オーバーするのか?
Q
家づくりを始めた時は、
「総額4,000万円以内にしよう」
と決めていました。
それなのに気が付くと、
4,300万円、
4,500万円になっていることがあります。
なぜ家づくりは予算オーバーしてしまうのでしょうか?
A
結論から言うと、
家づくりが進むほど、お金より夢が大きくなるからです。
家づくりを始めたばかりの頃は、
誰もが予算を気にしています。
しかし、
住宅展示場へ行き、
モデルハウスを見て、
InstagramやYouTubeを見るようになると、
少しずつ理想が増えていきます。
例えば、
- 吹抜けが欲しい
- ランドリールームが欲しい
- 太陽光発電を載せたい
- 大容量収納が欲しい
- アイランドキッチンにしたい
最初は必要だと思っていなかったものまで欲しくなります。
そして打合せの中で、
よく出てくる言葉があります。
それは、
「せっかくだから」
です。
せっかくだから収納を増やそう。
せっかくだから床材を良くしよう。
せっかくだから太陽光を載せよう。
この「せっかくだから」が積み重なると、
数十万円が数百万円になります。
さらに、
契約時には入っていなかった
- 外構工事
- 地盤改良費
- カーテン
- 照明
- エアコン
などが後から加わることもあります。
すると、
当初の予算からどんどん離れていくのです。
しかし私は、
予算オーバーの本当の原因は別にあると思っています。
それは、
予算の決め方です。
多くの方は、
「いくら借りられるか」
から予算を考えます。
しかし本当に大切なのは、
「いくらなら余裕を持って返せるか」
です。
例えば、
銀行が4,500万円貸してくれる。
だから4,500万円使う。
これは危険です。
なぜなら、
家を建てた後にも人生は続くからです。
- 教育費
- 車の買い替え
- 老後資金
- 趣味
- 旅行
こうしたお金も必要になります。
私は家づくりで、
予算オーバーそのものが悪いとは思いません。
本当に問題なのは、
人生設計をオーバーすることです。
例えば、
100万円予算オーバーしても、
将来の生活に影響がなければ問題ないかもしれません。
しかし、
毎月の返済が苦しくなるなら、
それは危険です。
家づくりのゴールは、
契約ではありません。
引渡しでもありません。
その後の暮らしです。
だから私は、
理想の家より、
理想の人生を優先してほしいと思っています。
深澤敏仁のひと言
「私はお客様に、
『予算を守るために家を建てるのではありません』
とお話ししています。
本当に守るべきなのは、
家族の暮らしです。
家づくりで大切なのは、
立派な家ではありません。
その家で笑顔で暮らし続けられることだと思っています。
だから私は、
家の予算より人生の予算を大切にしてほしいと思っています。」










