性能と住宅ローンどちらが重要?
私は住宅会社を経営していますが、
家づくり相談で、
非常によくある悩みがあります。
「性能を上げたい。」
しかし、
「予算も抑えたい。」
です。
そして最後に、
こう聞かれます。
「性能と住宅ローン、どちらを優先すれば良いですか?」
結論から言うと、
私は住宅ローンを優先します。
ただし、
性能を削って良いという意味ではありません。
ここが重要です。
払えない住宅ローンに意味はない
まず大前提です。
どんなに高性能でも、
住宅ローンで苦しむ。
生活が苦しい。
旅行もできない。
貯蓄もできない。
私はそれを幸せな家とは思いません。
性能より返済能力
私はいつもお客様へこう言います。
「性能は上げられる。」
「人生はやり直せる。」
しかし、
「住宅ローン破綻は人生を壊す。」
可能性があります。
だから返済能力が先です。
銀行が貸す金額は危険
例えば、
銀行が5,000万円貸してくれる。
だから5,000万円借りる。
私は反対です。
重要なのは、
借りられる金額ではなく、
返し続けられる金額です。
しかし性能も削り過ぎない
ここが難しいところです。
予算が厳しい。
だから性能を削る。
私はこれも危険だと思っています。
なぜなら、
性能不足は30年間続くからです。
私ならこう考える
例えば予算オーバーなら、
まず削る順番があります。
① 見た目
- 豪華な外観
- 高額な外構
- オシャレ設備
② 坪数
- 大き過ぎるリビング
- 使わない部屋
- 無駄なホール
③ オプション
- 過剰設備
- 見栄の設備
最後まで残すもの
私は最後まで残します。
- 断熱
- 気密
- 耐震
- 換気
です。
なぜか?
性能は後から変えにくいからです。
キッチンは交換できます。
外壁も交換できます。
しかし、
断熱性能は簡単に変えられません。
私が考える優先順位
私はこう考えています。
- 無理のない住宅ローン
- 耐震性能
- 断熱性能
- 気密性能
- 換気性能
- 間取り
- デザイン
です。
本当に危険な家とは?
私はこう思っています。
性能が低い家ではありません。
住宅ローンが苦しい家です。
これが一番危険です。
本当に良い家とは?
私はこう思っています。
住宅ローンも無理がない。
性能もしっかりしている。
この両立です。
どちらか一方ではありません。
デザインハウス甲府の考え方
私は住宅会社の経営者ですが、
家づくりはバランスだと思っています。
だから私たちは、
まず資金計画を行います。
その上で、
- 断熱等級6
- UA値0.46以下
- C値0.7以下
- 第一種熱交換換気
- 耐震等級3(許容応力度計算)
を確保する考え方を大切にしています。
家は人生そのものだからです。
俺流ポイント
私はお客様に、
「性能か住宅ローンかで悩むな。」
「見栄を削って両方守れ。」
とお話しています。
家づくりで後悔する人は、
豪華な設備を優先しています。
後悔しない人は、
30年後の生活を優先しています。
私は、
100万円のオプションより、
無理のない住宅ローンと高性能住宅の組み合わせの方が価値があると思っています。
家づくりの目的は、
大きな家を建てることではありません。
家族が一生安心して暮らせる人生をつくることです。










