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照明とコンセントの計画

Q 照明・コンセント・スイッチの費用を抑えるには?
器具の数と配線計画をどう整理しますか?

A 照明・コンセント・スイッチの費用は、家具配置と使う家電を先に決め、役割が重なる器具や配線を整理すると見直せます。灯数や口数を一律に減らすと、暗さや延長コードの買い足しにつながる場合があります。必要な明るさ、使う位置、回路の容量を確保し、器具と配線工事を合わせた差額で判断しましょう。

家具と家電の位置から設備を配置する

まず、平面図へソファ、食卓、テレビ、机、ベッドなどを入れます。コンセントは、家電の位置と使う高さに合わせて確認します。掃除機、充電機器、季節家電など、一時的に使う物も書き込みましょう。壁が空いているという理由だけで配置すると、家具の後ろへ隠れたり、コードが通路を横切ったりすることがあります。生活する位置を先に決めることが必要です。

コンセントは、設置する箇所の数と、差し込める口数、回路を分けて確認します。口数が足りても、同じ回路で同時に使う機器が多ければ、適切な計画とは限りません。必要な電源の電圧や専用回路、分電盤の容量は、機器仕様を基に電気工事の担当者へ確認します。配線器具を省いて価格だけを合わせず、実際に使える構成を守ってください。

設備 先に確認すること 整理できる候補
照明 用途と手元の明るさ 役割が重なる器具
コンセント 家具と家電と回路 使わない位置の重複
スイッチ 入退室と夜間の操作 不要な操作箇所や機能
間接照明や装飾 演出したい場所 範囲と関連する造作

 

明かりは部屋の面積と用途で整理する

リビングでは、くつろぐ、読書する、家族と話すなど、行動ごとに必要な明かりを考えます。Panasonicも、部屋の用途に合わせた複数の照明や調光・調色の検討を紹介しています。[D12]ただし、多灯にすれば費用が下がるという意味ではありません。全体を照らす器具と手元の明かりを組み合わせ、役割が重なるダウンライトなどを整理できるかを相談します。

キッチンの調理台や机では、器具の位置によって自分の影が手元へ落ちないかも確認します。明るさの感覚は、照らす面の色、器具の配光、取付高さでも変わります。器具を減らす案では、照明計画や明るさの資料を示してもらい、必要な場所が暗くならないかを確かめます。見た目の雰囲気と、作業するための明るさを分けて判断しましょう。

間接照明や装飾用の器具は、設置する場所を絞る調整先になります。長さのある間接照明では、器具だけでなく、天井の下がりや配線、仕上げの施工も確認します。一方、主照明を削ったために後から追加工事をするなら、初期の節約が小さくなります。毎日使う明かりを残し、演出のためにどこまで費用をかけるかを決めてください。

操作と交換まで含めて比較する

スイッチは、部屋に入る位置、寝床、廊下の行き来を考えて配置します。複数箇所から操作する必要がある場所と、一か所で足りる場所を分けます。センサーや調光を付けるなら、使う器具との適合と、通常の操作方法も確認してください。不要な操作機能を減らすことはできますが、夜間の移動が不便になる配置へ変えないようにしましょう。

照明器具には、光源だけを交換できる物と、故障時に器具ごとの対応が必要な物があります。採用品の交換方法、点検位置、保証条件を確認します。高所や吹き抜けなら、交換時にどこから作業するかも検討が必要です。施工を伴うコンセント工事には電気工事士の資格が必要なため、入居後の変更も含めて有資格者へ相談する前提で計画します。[D11]

仮に、六灯から四灯へ整理でき、一灯当たりの工事込み減額が1万2,000円なら削減は2万4,000円です。そこで調光工事を1万円追加する場合、差引の節約は1万4,000円になります。これは相場ではない計算例です。既存の工事単位や配線が変わらず、この計算どおりに減額できない場合もあるため、実際の増減見積もりで確認します。

担当者には「家具と家電を置いた図面で、必要な明るさと回路を守り、重複する器具を整理してください」と依頼します。図面と品番、数量、配線、追加機能の差額を揃え、発注前に現物の寸法も確認しましょう。見積もりは工事範囲と仕様を合わせて比べることが基本です。[D1]器具をどこで購入するかの比較はNo18で扱い、本項では必要な数量と配置を決めます。

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参考資料 D1 D11 D12

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