A 傷の程度に応じて判断します。大きさや深さ、場所、使う際の影響などを確認したうえで、補修または交換についてご説明します。気になる傷があれば、担当者へ場所をお知らせください。傷があるという一言だけで、すべて同じ対応にはなりません。
傷の状態と範囲を確認します
小さな表面の傷と、深く損傷している状態では、必要な対応が異なります。一箇所の傷なのか、広い範囲で同じ状態があるのかも確認します。写真の近接部分だけでは全体の位置が分からない場合があるため、部屋全体の中での場所も伝えてください。
例えば、床の傷について相談するなら、どの部屋のどの位置か、普段の視線でどう見えるかを示します。施主が傷の深さを専門的に測定したり、自分で削って確認したりする必要はありません。担当者が状態を確認して説明します。
建具の場合は、見た目に加えて、開閉などで気になることがあるかも伝えます。傷の相談と使い勝手の相談が同時にあるなら、両方を分けて共有してください。外観だけの話として処理されないよう、困っていることを具体化します。
補修でどうなるか説明を受けます
補修を提案された場合は、何をどのように直すのかを聞いてください。補修という言葉だけで、完全に元どおりになると想像したり、反対に必ず粗悪だと決めたりする必要はありません。対象と対応方法、確認する内容を理解することが大切です。
対応後に確認する際は、会社と同じ箇所を見ます。どの部分を直したか分からないまま、作業が終わったという説明だけで話を閉じないようにします。気になる点が残る場合は、その状態を担当者へ伝えてください。
ご自身で市販の補修材を塗ったり、こすって消そうとしたりする前に相談してください。状態が変わると、元の傷や必要な対応を確認しにくくなる場合があります。会社が確認するまで、そのままの状態を共有するほうが話を整理できます。
交換を検討する場合も範囲を確認します
交換の必要があるかどうかは、傷の程度や製品、施工の状態を踏まえて判断します。一つの傷を見つけたから、部屋全体を必ず張り替えるという一律の扱いではありません。必要な範囲と、周囲への影響も説明を受けます。
交換には、他の部分を外す作業や、工期への影響が関係する場合があります。ただし、影響があるから何でも補修で済ませてよいという意味ではありません。傷の状態と、対応の目的をもとに確認することが重要です。
お客様が望む見た目や使い方についても、そのまま担当者へお伝えください。何が気になるか分からないまま方法だけを選ぶより、問題としている点を共有してから説明を受けるほうが判断しやすくなります。
傷の確認を依頼するときの実用例
例えば「リビング入口付近の床に傷を見つけました。全体と近くからの写真を送りますので、状態を確認し、補修か交換かを説明してください」と連絡します。写真で大きく見える傷でも、位置や普段の見え方と合わせて確認することが大切です。
施主が気になる理由も共有してください。目に入りやすい場所なのか、触ると引っ掛かるのか、建具の開閉に関わるのかで、説明すべき内容が変わります。小さいという言葉だけで終えず、実際の状態と使用への影響を確認します。
一方で、傷が一つあれば部屋全体を必ず交換すると一律には判断できません。製品や施工の状態、必要な範囲を確認します。補修を選ぶ場合も、どの方法で何を改善するのかを会社から説明してもらってください。
補修後の確認では、元の写真と同じ位置を見ます。対象を取り違えないよう、部屋名や位置を記録しておくと役立ちます。対応した人が来たことだけで、相談したすべての箇所が完了したと考えないことが大切です。
まだ気になる点がある場合は、その状態を担当者へ伝えます。何となく納得できないという言葉に加え、どこがどのように見えるかを共有すると、次の確認が具体的になります。施主が自分で補修材を足す前にご相談ください。
入居前から相談している傷と、入居後に新たに気付いた状態は、時期や経緯を分けて伝えます。原因が分からなければ、分からないままで構いません。いつ確認し、どの状態だったかを整理して会社へ知らせてください。
引き渡し時に対応が残る場合は、当社がお渡しする書面の記載を確認します。傷の場所と対応内容が分かるか、説明を受けた事項が含まれているかを見てください。傷の程度に応じた判断と、記録に基づく確認を合わせて進めます。
引き渡し時には未対応の事項を共有します
引き渡し前の確認で傷を見つけた場合は、場所と内容を記録し、対応の扱いを確認します。当社では、引き渡し時に残っている対応事項は書面でお渡ししています。記載されていない事項があれば、その場でお申し出ください。
当社側の施工ミスなどを是正する費用と、お客様の希望による仕様変更は分けて扱います。費用の話がある場合は、何の対応に当たるのかを担当者へ確認してください。現場の職人へ直接お金を渡して直してもらう必要はありません。
補修か交換かは、傷の程度によります。見た目だけで一律の結論を出さず、状態、場所、使う際への影響を確認し、対応の説明を受けてください。気になる傷を遠慮して抱え込まず、会社の窓口へ早めにお知らせください。










