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ボーナス併用ローンを繰上返済したのに、ボーナス払いが残るのはなぜ?

ボーナス併用ローンを繰上返済したのに、ボーナス払いが残るのはなぜ?

原案の判断:毎月分と増額分への充当方法を、実行前後の表で確認する。

繰上返済をしても、ボーナス払いの部分へ十分に充当されていなければ、ボーナス時の返済は残ります。期間短縮を選んだ場合には、支払回数が減っても一回のボーナス額が変わらないこともあります。毎月部分と増額部分の残高、充当額、変更後の返済表を分けて確認してください。

ボーナス払いは収入の入金とは別の契約

ボーナス併用ローンでは、通常の毎月返済と、半年ごと等の増額返済を組み合わせています。勤務先から賞与が出るかどうかで、銀行への支払義務が自動的に変わるわけではありません。賞与が減ったため負担をなくしたいなら、その目的を繰上返済の申込み前に伝える必要があります。

返済予定表で、毎月部分の残高、ボーナス部分の残高、増額月の支払額を確認します。増額月の表示が、ボーナス上乗せ分だけか、毎月分を含む合計かも確かめます。表示の意味を取り違えると、ボーナス分が減ったかどうかの判断がずれます。

二つの部分を自分の感覚で区切るのではなく、契約と銀行の計算上の区分を使います。普段は口座から合計額が落ちているだけでも、内部では別の元金と返済回数が設定されている場合があります。まず現在の内訳を示してもらってください。

どの部分へいくら充当したかを確認する

繰上返済の申込確認書には、総額だけでなく毎月部分とボーナス部分への配分が分かる項目がないかを確認します。残高比率で自動配分する方式や、指定できる方式など、商品によって取扱いが異なります。申込額をすべてボーナス分へ充てたつもりでも、実際の指定が違う可能性があります。

仮に残高2千万円のうち毎月部分が1千6百万円、ボーナス部分が4百万円で、100万円を8対2で配分する条件なら、ボーナス部分に充たるのは20万円です。この仮定ではボーナス残高は380万円残ります。100万円を返したからボーナス払いが消える、とは言えません。

実行後の残高で、配分が申込みどおりになったかを確認します。総残高だけ合っていても、目的とする部分へ充当されていなければ家計の改善につながらない場合があります。希望と受付内容、受付内容と実行結果を別々に照合してください。

期間短縮と一回当たりの軽減を区別する

期間短縮型では、毎回の返済額を維持しながら返済を早く終える仕組みが基本です。そのため、次のボーナス月の負担が変わらなくても、将来の支払回数が減っている可能性があります。元金を返したのに何も変わらなかったと決めつけず、最終返済日も確認します。

返済額軽減型では、残期間を維持して各回の金額を再計算する方法が一般的ですが、どの部分にどう配分されるかは商品条件によります。金利変更が重なると、期待したほど月額が減らないこともあるため、実行日に適用される金利で確認してください。

ボーナス併用の期間短縮には、一定の月数単位などの条件がある場合があります。毎月返済だけのシミュレーターでは再現できないこともあります。銀行へ実際の契約で、ボーナス部分の回数と残高がどう動くかを示した試算を依頼します。

ボーナス払いをなくす方法を具体的に聞く

目的がボーナス払いの廃止なら、ボーナス部分だけを全額返済できるかを確認します。三井住友銀行には、増額返済部分を一括して返し、毎月部分を残す方式の案内があります。これは同行の方式であり、自分の銀行にも同じ選択肢があるとは限りません。

ボーナス分を毎月分へ変更する方法が利用できる場合には、変更後の月額を確認します。支払時期を移すだけで債務が減るとは限らないので、繰上返済との違いを理解します。賞与がなくても払える月額になるか、毎月の収入と支出で試算してください。

既に繰上返済を実行した後なら、方式の変更ができるか、追加返済や別の条件変更になるかを聞きます。自動的にやり直せると考えないことです。手数料、最低金額、必要な書類、次のボーナス返済までに反映されるかを確認します。

次の増額返済に備えた現金を残す

ボーナス分が残ると分かったら、次回の必要額を確保します。なくなったと思って資金を別に使うと、毎月返済より大きな不足になり得ます。実行前に「次の増額月はいくら払うか」を具体的に確認しておくことが、思い違いを防ぐうえで有効です。

賞与が不安定な家庭では、毎月少しずつ増額月の資金を積み立てる方法もあります。これは返済方式を変える手続きではなく、現金の準備方法です。繰上返済へ使う資金と増額月へ残す資金を区別し、同じ貯金を二重に予定へ入れないようにします。

変更後は、毎月額、ボーナス上乗せ額、各部分の残高と完済日を家計表に記録します。銀行から新しい予定表が届いたら、古いものと日付を区別して保存します。目的が達成されていなければ、追加のお金を使う前に、どの変更が必要かを再確認してください。

仮に月々8万円に年二回20万円を加える契約なら、年間負担は136万円です。繰上返済で月々が7万5千円になっても増額分が同じなら、年額は130万円です。この仮定では6万円軽減してもボーナス分は残るため、目的の達成と年間の節約を分けて評価します。

深澤の判断と次の行動

私の判断は、ボーナス払いが残る理由を、充当先と返済方式の二つに分けて調べることです。申込時と実行後の表を並べ、毎月部分・増額部分へいくら入ったか、金額が減ったのか回数が減ったのかを確認します。ボーナス払いをなくすことが目的なら、その目的に対応する手続きを銀行へ聞いてください。次回の支払額が確認できるまでは、必要な現金を残しておくことが重要です。

参考資料  確認日 2026年10月25日

三井住友銀行 一部繰り上げ返済の返済方式・金額設定

三井住友信託銀行 住宅ローン繰上返済シミュレーション ヘルプ

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