【土地探しの罠】「角地=良い土地」は本当?不動産屋が教えない意外なデメリットと見極め
「せっかくマイホームを建てるなら、日当たりが良くて開放的な角地がいいな」
そう考えている方は多いのではないでしょうか?
分譲地でも真っ先に売れていく人気の「角地」。
しかし、「人気だから」「角地だから」という理由だけで飛びつくと、住んでから思わぬ後悔をすることになるかもしれません。
今回は、「俺流なら、この土地は買わない」シリーズ第4弾として、不動産屋があまり教えてくれない「角地選びの真実」についてお話しします。
なぜ角地は人気なのか?その魅力と現実の「価格差」
角地には、確かにたくさんの魅力があります。
-
日当たりが良い
-
開放感がある
-
外観(見た目)が格好よく見える
そのため、一般的な土地に比べて非常に人気が高く、同じ分譲地内であっても、数百万円高く設定されているケースが珍しくありません。
ここで一度、冷静に考えてみてほしいのです。
「その数百万円の価格差に見合う価値が、本当にその土地にありますか?」
住んでから気づく!角地の「4つの盲点」
見た目の良さに隠れがちですが、角地には住み始めてから気になりやすい独特のデメリット(盲点)が存在します。
① 車のヘッドライトが室内に振り込む
道路の交差点に面しているため、夜間に曲がってくる車のヘッドライトが、リビングや寝室の窓へ直接入り込みやすくなります。
② 2方向からの「視線」が気になる
2つの道路に接しているということは、それだけ人通りや車通りが多くなるということです。思っている以上に外からの視線が気になり、落ち着かない空間になってしまうことがあります。
③ 外構費用(お庭の工事代)が高くなる
道路に接する面が増えるため、プライバシーを守るためのフェンスや目隠しの食栽、ブロック塀などの距離が長くなります。結果として、外構費用が予想以上に跳ね上がってしまうケースが多いのです。
④ 交差点付近の安全性の問題
特に交差点に近い角地の場合、車の飛び出しや、巻き込み事故などのリスクに対しても、一般的な土地より注意が必要になります。
家は「見た目」ではなく「暮らしやすさ」で選ぶもの
私は決して、角地という存在をすべて否定したいわけではありません。中には、本当に条件の良い素晴らしい角地もあります。
お伝えしたいのは、「角地だから」というブランド価値だけで購入を決めてほしくないということです。
家は、見た目の格好良さだけで住むものではありません。毎日を心地よく過ごす「暮らしやすさ」こそが最も重要です。
私が土地を見る時は、角地かどうかに捉われず、以下のポイントをトータルで判断します。
-
適正な価格か
-
周囲の交通量はどれくらいか
-
街並みや周辺環境になじんでいるか
これらを全部ひっくるめて、本当に家族が幸せに暮らせるかを見極めること。それが、後悔しない土地選びの鉄則です。
まとめ
「角地=最高の土地」という固定観念を一度外してみると、本当に自分たちに合った土地が見えてくるはずです。焦らず、周辺環境も含めてじっくり見極めていきましょう。
さて、次回の「俺流なら、この土地は買わない」シリーズは、「なぜ私は、土地を夜に見に見に行くのか?」。
昼間には絶対に分からない、土地探しの重要な裏側をお話しします。どうぞお楽しみに!










