【SNSの罠】「ホテルライクな家」で後悔しないために知っておくべき3つの落とし穴
こんにちは!デザインハウスの深澤です。
最近、InstagramやPinterestなどのSNSで「ホテルみたいな家」「生活感ゼロのスタイリッシュな空間」をよく見かけませんか? 「せっかくマイホームを建てるなら、あんなおしゃれな空間にしたい!」と憧れる方も多いと思います。
しかし、実は「SNSの映え」をそのまま真似してしまい、実際に暮らし始めてから後悔する人が増えているのをご存知でしょうか?
SNSに載っている写真は、あくまで「一瞬を切り取った世界」であり、中には撮影用に整えられている部分もあります。家は写真の中で暮らす場所ではなく、何十年も毎日生活を営む場所です。
今回は、人気の「ホテルライクな家」に潜む代表的な3つの落とし穴と、失敗しないためのポイントをプロの視点から解説します!
落とし穴①:間接照明だけだと「普通に暗い」
「ホテルみたいに間接照明だけで落ち着いた雰囲気にしたい」というご要望はとても多いです。 ホテルなどの非日常を演出する空間では、少し暗めのほうが雰囲気が出て素敵ですよね。
しかし、結論から言うと、間接照明だけでは日常の生活を送るには普通に暗いです。
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書類を書く・リモートワークをする
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子どもが勉強をする
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裁縫などの細かい作業をする
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料理や洗濯、毎日の掃除をする
こうした実用性が求められるシーンにおいて、暗すぎる照明はかなりのストレスになってしまいます。
💡 失敗しないポイント
本当に暮らしやすい家は、「照明の使い分け」ができています。 普段のリラックスタイムは間接照明で落ち着いた空間を演出しつつ、作業をするときは手元をしっかり照らせる一室複数灯の計画が大切です。おしゃれと実用性のバランスを意識しましょう。
落とし穴②:壁掛けテレビの「配線隠し」による将来の縛り
すっきりしたリビングを作るために、今や定番となった「壁掛けテレビ」。 配線を壁の中に隠すことで、生活感をなくし、ホテルライクな空間との相性も抜群です。
見た目は最高なのですが、ここにも落とし穴があります。壁の中に配線を完全に隠してしまうと、将来の変更が難しくなるケースが多いのです。
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テレビのサイズを大きくしたい(位置や配線口が合わなくなる)
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新しいレコーダーを追加したい
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最新のゲーム機を繋ぎたい
このように、数年後に「家電をアップデートしたい」と思ったときに困ってしまう方が実はたくさんいます。
💡 失敗しないポイント
壁掛けテレビにする際は、ただ配線を隠すだけでなく、「未来の使い方の変化」まで先回りして設計しておくことが重要です。あらかじめ配線を通しやすい空配管(CD管)を太めに通しておくなど、将来の拡張性を持たせた工夫をしておきましょう。
落とし穴③:現実には必ずある「生活感」の無視
SNSに投稿されているおしゃれな家には、驚くほど生活感がありませんよね。 しかし、実際の暮らしが始まれば、現実にはさまざまな物が必要になります。
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テレビやエアコンのリモコン
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ティッシュボックス
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スマホやタブレットの充電ケーブル
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子どものおもちゃ
これらは生活する上で必ず出てくるものです。 「おしゃれな家具だけで構成しよう」として収納計画を後回しにすると、結局カウンターやテーブルの上に物が溢れ、理想だったホテルライクな空間は崩れてしまいます。
💡 失敗しないポイント
大切なのは、「隠せる収納」を最初から間取りに組み込んでおくことです。 使う場所のすぐ近くにサッとしまえる隠し収納を作っておくことで、無理なく「生活感ゼロ」のすっきりした空間を維持できるようになります。
まとめ:本当にいい家は「暮らしやすさ」の先におしゃれがある
本当に満足度の高い、完成度の高い住宅とは、単に「映える家」ではありません。
「毎日ラクに過ごせる」 「掃除がしやすい」 「暮らしていて疲れない」
こうしたベースとなる「暮らしやすさ」があってこそ、その上にある「おしゃれ」が引き立ちます。この順番を間違えて見た目だけで家づくりを進めてしまうと、毎日の生活がストレスになってしまいかねません。
家を建てる際は、SNSのデザインをそのまま真似するのではなく、ぜひ「自分たちのこれからの毎日の生活が快適になるか?」という視点を忘れないでくださいね。
後悔のない家づくりのために、デザインだけでなく実用性や暮らしやすさもしっかり比較・検討していきましょう!
動画URL https://youtube.com/shorts/YFA1LJU5biM?si=srel1XMyrTF4ZLUp
デザインハウス甲府 深澤敏仁










