タイトル:気づけば予算オーバー…?家づくりで「削っていいところ」「絶対に削ってはいけないところ」
こんにちは!デザインハウス甲府の深沢です。
マイホームの計画を進めている方から、先日こんな切実なご質問をいただきました。
「気づけば、最初の予算より数百万円も上がっていました……。みなさん、一体どこを調整しているのでしょうか?」
(中央市・スタートダッシュさんより)
スタートダッシュさん、ご質問ありがとうございます! 実は今、この「予算オーバー」に関するお悩みが本当に増えています。
木材、断熱材、設備機器、そして輸送コスト……。ここ数年で住宅の価格は大きく変わりました。「去年なら建てられた家が、今年は同じ価格では建てられない」というほど、非常に厳しい時代を迎えています。
そこで今回は、予算が膨らんでしまったときに「見直すべきポイント」と、逆に「絶対にケチってはいけないポイント」をプロの視点から分かりやすく解説します!
■ まず注意したい「営業トーク」と予算オーバーの真犯人
価格が高騰している今、住宅会社から「今すぐ契約しないと危ないですよ!」と急かされることもあるかもしれません。確かに値上がりは事実ですが、焦って契約してしまい、後から予算が崩壊して苦しむ方を私はたくさん見てきました。
そもそも、予算オーバーの原因はどこにあるのでしょうか? 実は、カタログに載っているような「本体価格」だけではありません。
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オプションの追加
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外構(お庭)のこだわり
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小さな「せっかくなら……」の積み重ね
これらがチリツボ(塵も積もれば山となる)で重なり、気づけば数百万の差になってしまうのです。
■ 予算を削るなら、まずは「家の広さ」を見直す
もし予算を調整するのであれば、多くの方が最初に見直すべきなのは「家の広さ(面積)」です。
間取りを冷静に見直してみると、本当に毎日使うか怪しいスペースが眠っていませんか?
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ほとんど使う予定のない「客間」
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必要以上に長い「廊下」
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将来、子どもが巣立った後に持て余すような「巨大な子ども部屋」
これらを整理して無駄な広さを減らすだけでも、数万円どころか数百万円のコストダウンにつながることがあります。
これからの時代は「大きい家が正義」ではありません。「自分たちに必要な広さで、高性能に暮らす」という考え方が、これからの主流になっていきます。
■ 損したくないなら「絶対に削ってはいけない」3つの性能
逆に、「予算が足りないから」といって絶対に削ってはいけない部分があります。
それが、【断熱・気密・耐震】の3つです。
キッチンや洗面台などの「見た目の豪華さ」や「設備」は、10年後、20年後にリフォームで後からいくらでも追加や交換ができます。しかし、断熱性能や構造(耐震)は、後から簡単には変えられません。
ここをケチってしまうと、住み始めてから「夏は暑く、冬は寒い」「結露がひどい」「電気代が高すぎる」と、35年間のローン返済の間、ずっと後悔し続けることになります。
一瞬の見栄よりも、毎日の快適さを選ぶこと。これが本当に大切なポイントです。
■ 家づくりは「建築費」ではなく「35年間の総額」で見る
家づくりにおいて、1番危険なのは「建てる時だけ安い家」です。
購入時の価格(建築費)が安くても、住んでからの電気代が高く、メンテナンスの手間や費用が多い家では、結局トータルで高くついてしまいます。
家づくりで本当に見るべきなのは、建築費だけではありません。 【住宅ローン + 毎月の電気代 + 将来の修繕費】を合わせた「35年間の総額」です。
無駄な広さはカットし、その分を「断熱性能」などの基本性能に回す。そうすることで毎月の光熱費が安くなり、将来的に大きな貯蓄の差となって返ってきます。
■ まとめ:建てる瞬間ではなく「住み続ける人生」を一番に
家づくりは、建てた後の人生のほうが圧倒的に長いです。安さや目先のデザインだけで選ぶのは、本当に危険です。
後悔する前に、まずは「これからの35年間でいくらかかるのか」という総額と、家族が健やかに暮らせる「性能」をしっかり比較してみてくださいね。










