甲府市 ヨックンまま
やっと過ごしやすくなったと思ったら、最近よく蚊に刺されます。
私は虫が苦手なので、新築するなら 虫が近寄らないようなお家を建てたいと思うのですが
そんなお家ってあるのでしょうか?蚊だけでなく、シロアリなども気になります。
虫が苦手なのに最近よく刺されるのは、本当に憂鬱ですよね。新築のお家で虫を気にせず過ごせるように、設計の段階からできる対策はたくさんあります。
蚊だけでなく、シロアリ対策も含めて、**「虫が寄りつきにくい・侵入しにくい家」**を建てるためのポイントをご紹介しますね。
虫が寄りつきにくい家づくりのポイント
虫対策の基本は、「侵入を防ぐ」と「虫が好む環境を作らない」の2点です。
1. 侵入を防ぐための設計・設備対策
2. 虫が好む環境を作らないための対策(湿気・清潔)
多くの害虫は湿気や生ゴミ、段ボールなどを好みます。
- 徹底した湿気対策:
- 24時間換気システムを止めずに稼働させ、室内の湿気を排出する。
- 適切な換気計画を立て、空気が滞留する場所を作らない。
- ランドリールームや乾燥機を活用し、部屋干しによる湿気の発生を抑える。
- 水回りの水滴を拭き取るなど、日頃から湿気を溜めない工夫をする。
- 外構(庭)の工夫:
- 庭の土や植栽の面積を減らし、砂利やコンクリートで覆う部分を増やす。
- 水たまりができる箇所をなくす(蚊の発生源を防ぐ)。
- 虫が嫌うとされるハーブ類(ローズマリー、レモングラスなど)を植える。
- 外壁に植木鉢や物置などを密着させ 心配なシロアリ対策のポイント
新築時に行うシロアリ対策は、家の耐久性にも関わるため非常に重要です。
- 防蟻処理(バリア工法):
- 床下や基礎周りに薬剤を散布・注入して、シロアリの侵入を防ぐ最も一般的な方法です。新築時が最も効果的です。
- 構造木材に加圧注入で防蟻処理を施す方法もあり、効果が半永久的とされることもあります(建築会社にご確認ください)。
- 構造・木材の工夫:
- 基礎をコンクリートで覆う**「ベタ基礎」**を採用すると、地面からのシロアリの侵入を防ぎやすくなります。
- シロアリが嫌がる成分を含む木材(ヒノキ、ヒバ、チークなど)を土台や構造材に選ぶことも有効です。
- 点検しやすい設計:
- 基礎の立ち上がり部分に物を置かない、通気口の前を塞がないなど、床下の点検がしやすい設計にしておくと、万が一の蟻道(シロアリの通り道)の早期発見につながります。
- 防蟻防湿シート:
- 床パネルの下面などに、シロアリの忌避成分が含まれた防蟻防湿シートを隙間なく敷き詰める対策もあります。
ご新築であれば、これらの対策をまとめて建築会社に相談し、初期の設計から組み込むことができます。特に高気密な構造は、虫対策だけでなく快適な室温維持にも役立ちますので、ぜひ重点的に検討してみてください。
ご要望を具体的にまとめて、信頼できるハウスメーカーや工務店にご相談されるのが良いでしょう。











