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家を建てよう。ラジオ放送の質問から(2025年9月放送分4)

南アルプス市   フミカ
友人が注文住宅が大変だった!って話してきます。 最初は自慢話かと思いましたが
打ち合わせから始まり、クロスやコンセントの位置、間取りや仕様などなど 聞いているうちに・・・・なるほどと思ってきて、
いつかは我が家も注文住宅で家づくりをと考えていたのですが 考えが変わりそうです
注文住宅で家を建てた方は大変な思いをして建てているのでしょうか?
その分、完成した喜びも大きい!ということなのですか?

ご友人の大変だったというお話、よくわかります。注文住宅は、家づくりの全てを自分で決めることができる反面、想像以上の時間と労力がかかるものです。

  1. 決めることが多い:
    • 土地探しから始まり、建物の間取り、窓やドアの位置、外壁の色、キッチンの仕様、照明の種類、コンセントの位置、壁紙の色や柄、さらにはスイッチプレートの形まで、小さなことまで全て自分で決めなければなりません。
    • これらの選択肢は無限にあり、一つ決めるごとに新たな選択肢が出てくるため、終わりが見えないと感じる人も多いです。
  2. 専門的な知識が必要:
    • 建築士や工務店との打ち合わせでは、専門用語が飛び交うこともあります。
    • 「構造計算」「断熱性能」「耐震等級」など、普段聞き慣れない言葉を理解し、自分の希望を正確に伝える必要があります。
  3. 予算管理の難しさ:
    • 打ち合わせが進むにつれて、「これもいいな」「あれもつけたい」と希望が増え、当初の予算をオーバーしてしまうことがよくあります。
    • どこを削るか、何にお金をかけるか、常に取捨選択を迫られるため、精神的な負担が大きくなります。

大変さの先に得られる「喜び」

それでも多くの人が注文住宅を選ぶのは、大変さを乗り越えた先に、何物にも代えがたい大きな喜びがあるからです。

  • 理想の家が形になる喜び:
    • 何度も話し合いを重ねて、頭の中にあった理想のイメージが目の前に現実の家として建つ瞬間は、分譲住宅では味わえない格別の感動があります。
    • ご自身のライフスタイルや趣味に合わせて間取りや仕様を細かくカスタマイズできるため、完成した家は「自分だけの特別な家」になります。
  • 愛着が湧く家:
    • 大変だった分だけ、その家に対する愛着は一層深まります。
    • 壁紙一つ、コンセント一つをとっても、「この場所は、あの時、家族で悩んで決めたな」という思い出が詰まっており、住むほどに愛おしさが増していきます。
  • 達成感:
    • 家という大きなプロジェクトをやり遂げたという達成感は、人生の中でも大きな自信につながります。
    • ご友人が大変だった話をされるのは、その苦労を乗り越えたからこその「勲章」のようなもので、ある種の自慢話になっているのかもしれません。

注文住宅は、まさに「大変なプロジェクト」です。しかし、その大変さこそが、完成した時の喜びと深い愛着を生み出す源泉なのです。

ユリさんも、もし注文住宅を建てる機会が来たなら、「大変なこと」を乗り越えた先に待っている、大きな喜びを想像しながら、家づくりを楽しんでみてください

 

デザインハウス甲府
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