甲府市 まささん
市内に家を建てたいと考えていますが、ウチはまず・・・土地探しからになります。
そこで伺いたいのですが、 土地探しをお願いする場合
ハウスメーカーと不動産会社との違いは何なのでしょうか?教えて頂きたいです。
いいご質問ですね
家づくりを「土地探しから」始める方にとって、ハウスメーカーに頼むのか、不動産会社に頼むのかで進め方やメリットが変わってきます。
1. 土地探しの「スタンス」の違い
ハウスメーカー
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目的は「家を建ててもらうこと」→ 土地探しはそのための手段。
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「この土地ならこのプランが可能」と建物の目線から判断してくれる。
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土地の法規制(日影規制、斜線制限、建ぺい率・容積率など)も、建物が収まるかを前提にチェックしてくれる。
不動産会社
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目的は「土地を売ること」→ 建物のことは二の次。
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「立地条件」「価格相場」「資産価値」など、不動産的な目線で土地の良し悪しを説明してくれる。
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建物が建つかどうかの細かいプランまでは基本的に提案してくれない。
2. 情報量の違い
ハウスメーカー
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提携している不動産会社から情報をもらう形が多い。
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「建築条件付き土地(=その会社で建てることが前提の土地)」を優先的に紹介されることもある。
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土地情報の量は、不動産会社に比べると少なめ。
不動産会社
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地元ネットワークが強い。
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レインズ(不動産流通システム)や未公開情報を持っている場合もある。
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土地情報は幅広く網羅的に出てくる。
3. 建築の視点での違い
ハウスメーカー
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「その土地で理想の間取りが実現できるか」を設計担当がすぐにチェック可能。
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土地に合わせてプランを修正する提案がもらえる。
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変形地や狭小地でも、「ウチならこんなプランが可能です」と柔軟に対応できる。
不動産会社
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建物のことは基本的に専門外。
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「この土地に家が建てられるかどうか」の最低限の確認はするが、希望の間取りが入るかは買い手側で確認が必要。
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建築会社を決めていない段階だと「買った後に希望の家が建たない」というリスクもある。
4. お金の違い
ハウスメーカー
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土地探しの段階では仲介手数料が発生しない場合が多い(不動産会社経由の場合は別途発生する)。
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建築と合わせたトータル資金計画を立ててくれる。
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「土地+建物」で無理のないローン計画を提案してもらいやすい。
不動産会社
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土地の仲介手数料(通常は「土地価格の3%+6万円+税」)がかかる。
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建物資金は別途自分で計画する必要がある。
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予算配分(例:土地にお金をかけすぎて建物が削られる)に注意が必要。
5. 契約・手続きの違い
ハウスメーカー
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ローンの事前審査から土地契約、建物契約までを一括でサポート。
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融資を組む場合「土地と建物をセット」で審査に出せるのでスムーズ。
不動産会社
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土地売買契約まではスムーズだが、建物ローンとの調整は自分でやる必要あり。
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住宅ローンを「土地先行融資」で組む場合、銀行調整が複雑になりがち。