なぜSNSを見過ぎると失敗するのか?
Q
家づくりの参考にするため、
InstagramやYouTubeを毎日見ています。
情報収集は大切だと思うのですが、
「SNSを見過ぎると失敗する」
と言われることがあります。
なぜなのでしょうか?
A
結論から言うと、
理想は増えるのに、予算は増えないからです。
今の時代、
家づくりの情報は簡単に手に入ります。
Instagramを開けば、
おしゃれなキッチン。
広いリビング。
ホテルライクな洗面台。
収納アイデア。
素敵な家が次々と出てきます。
YouTubeを見れば、
住宅会社ごとの特徴も分かります。
情報収集そのものは悪いことではありません。
むしろ大切です。
しかし、
SNSには一つ大きな特徴があります。
それは、
良いところしか映らないことです。
例えば、
Instagramで見る家は、
最もきれいな瞬間が切り取られています。
しかし、
その家の住宅ローンまでは見えません。
光熱費も見えません。
固定資産税も見えません。
つまり、
暮らし全体は見えないのです。
また、
SNSを見続けると、
欲しいものが増えていきます。
最初は普通のキッチンで良かった。
しかし、
SNSを見るうちに
- アイランドキッチン
- 間接照明
- 造作洗面台
- 吹抜け
が欲しくなります。
そして気付けば、
当初の予算を超えていることがあります。
私はこれを
「SNS住宅病」
と呼んでいます。
他人の理想を見過ぎることで、
自分たちに必要なものが分からなくなってしまうのです。
さらに、
SNSには極端な情報もあります。
例えば、
「これが正解」
「絶対に後悔する」
という表現です。
しかし、
家づくりに絶対の正解はありません。
100人いれば100通りの答えがあります。
だから、
他人にとって正解でも、
自分たちには合わないことがあります。
私は家づくりで、
SNSを見るなとは言いません。
ただし、
SNSは参考書であって、
答えではないと思っています。
本当に大切なのは、
「みんながどうしているか」
ではありません。
「自分たちはどう暮らしたいか」
です。
家づくりで後悔しない人は、
SNSを参考にします。
後悔する人は、
SNSを基準にします。
この違いは非常に大きいと思います。
深澤敏仁のひと言
「私はお客様に、
『SNSを見る前にご夫婦で話してください』
とお伝えすることがあります。
なぜなら、
家づくりの答えはInstagramの中ではなく、
ご家族の中にあるからです。
SNSは参考になります。
でも、
最後に決めるのは他人ではありません。
家族が幸せに暮らせるかどうかだと思っています。」










