記事詳細

なぜ造成地は注意が必要なのか?

なぜ造成地は注意が必要なのか?

Q

新しい分譲地を見ると、

道路もきれいで、

区画も整っていて、

とても住みやすそうに見えます。

でも、

「造成地は注意が必要」

と言われることがあります。

なぜなのでしょうか?

A

結論から言うと、

見た目がきれいでも、土地の履歴までは消えないからです。

造成地とは、

山や畑、田んぼなどだった土地を整地して、

住宅地として販売している土地のことです。

見た目は非常に魅力的です。

  • 道路が新しい
  • 区画が整っている
  • インフラが整備されている
  • 新しい街並みになる

こうしたメリットがあります。

実際に私も、

造成地そのものが悪いとは思っていません。

しかし、

注意していただきたいことがあります。

それは、

その土地が何だったのかです。

例えば、

山を削って平らにした土地。

谷を埋めて作った土地。

田んぼを埋め立てた土地。

これらは造成地によくあります。

特に問題になるのが

**盛土(もりど)**です。

盛土とは、

低い場所へ土を入れて高さを調整することです。

見た目は平らでも、

自然の地盤と盛土部分では性質が違います。

場合によっては、

沈下や地盤改良が必要になることもあります。

また、

大規模造成地では、

擁壁(ようへき)が使われていることもあります。

擁壁そのものが悪いわけではありません。

しかし、

  • いつ作られたのか
  • 適切に施工されたのか

を確認することは大切です。

さらに、

造成地は一斉に家が建ちます。

今は日当たりが良くても、

数年後には周囲に家が建ち並びます。

つまり、

購入時と完成後では環境が変わることもあるのです。

私は造成地を見る時、

必ずこう考えます。

「ここは昔、何だったのか?」

土地には歴史があります。

その歴史を知ることで、

見えないリスクが見えてくることがあります。

もちろん、

造成地だから危険という話ではありません。

実際に良い造成地もたくさんあります。

しかし、

新しい街並みだけを見て判断するのは危険です。

家づくりで大切なのは、

今の見た目ではありません。

10年後、20年後も安心して暮らせるかどうかです。

そのためには、

土地の過去も知ることが大切なのです。


深澤敏仁のひと言

「私は土地探しで、

『今の姿だけを見ないでください』

とお話ししています。

土地には必ず過去があります。

その過去が、

将来の安心につながることもあります。

だから私は、

土地の値段や見た目だけではなく、

土地の歴史を見ることが大切だと思っています。」

 

デザインハウス甲府
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17
営業時間 9:00~18:00 / 定休日 水曜日

PAGE TOP ▲
ライン
フェイスブック
ツイッター
インスタ
イベント情報
電話番号
お問い合わせ